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2017年10月13日15時21分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):IDOM、ファストリ、安川電

IDOM <日足> 「株探」多機能チャートより
■IDOM <7599>  765円  +83 円 (+12.2%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率4位
 IDOM <7599> が一時ストップ高に買われた。12日に発表した18年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比0.6%増の20.3億円となり、従来の13.4%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料視された。全直営店の中古車販売台数が想定より伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。「ガリバーアウトレット」や外車中心の「リベラーラ」などの新規出店効果に加え、従来買い取りを中心としていた「ガリバー」が小売りへ注力したことが背景としている。

■メディアドゥ <3678>  2,971円  +261 円 (+9.6%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 電子書籍取次のメディアドゥホールディングス <3678> が急反発し、年初来高値を更新した。12日に発表した18年2月期上期(3-8月)の連結経常利益が前年同期非連結比32.5%増の4億円に拡大して着地したことが買い材料視された。4月から連結化した出版デジタル機構の業績上積みなどが収益を押し上げた。第1四半期の同利益は52.3%減益だっただけに、累計でプラスに転じたことを好感する買いが向かった。なお、通期計画の9.6億円に対する進捗率は42.0%にとどまるが、会社側は業界として下期偏重型で利益は計画を上回る水準であるとしている。

■松屋 <8237>  1,109円  +82 円 (+8.0%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 松屋<8237>は大幅続伸。同社は12日取引終了後、18年2月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を870億円から890億円(前期比3.1%増)へ、営業利益を17億円から19億円(同53.1%増)へ、最終利益を10億円から11億円(同42.1%増)へそれぞれ増額した。主力の百貨店業では、銀座店で2階インターナショナルブティックと化粧品売場などの一部を改装し、他フロアとの品揃えのグレードとテイストの統一を図ったことなどが奏功し、国内顧客による消費が堅調に推移するとともに、訪日外国人による免税品も、化粧品を中心とした消耗品が回復基調となり、売上高は前年を上回って推移している。あわせて発表した第2四半期累計の連結決算は、売上高426億6200万円(前年同期比2.2%増)、営業利益5億6200万円(同2.2倍)、最終利益2億5800万円(同34.2%減)だった。

■ファーストリテイリング <9983>  36,770円  +1,920 円 (+5.5%)  本日終値
 ファーストリテイリング<9983>が反発。12日の取引終了後に18年8月期の連結業績予想を発表しており、売上高2兆500億円(前期比10.1%増)、営業利益2000億円(同13.4%増)、純利益1200億円(同0.6%増)と前期に続いて過去最高の業績を見込むことが好感された。国内ユニクロ事業は、既存店売上高で約1.9%の増収を見込むほか、人件費や物流費の効率化を図り増収増益となる見通し。また、海外ユニクロ事業はグレーターチャイナや東南アジア・オセアニア地域で大幅増収となり、国内ユニクロ事業の売上高を上回る見通しで、営業利益も国内ユニクロ事業に迫るとみている。なお、17年8月期決算は、売上高1兆8619億1700万円(前の期比4.2%増)、営業利益1764億1400万円(同38.6%増)、純利益1192億8000万円(同2.5倍)だった。国内ユニクロ事業はワイヤレスブラや感動パンツなど話題性のある商品の販売が寄与し増収となったものの、人件費や物流費の増加で営業減益となったが、海外ユニクロ事業の営業利益がほぼ倍増しカバーした。また、グローバルブランド事業も増収増益を確保したが、ジーユー事業は減益に終わった。

■安川電機 <6506>  3,885円  +180 円 (+4.9%)  本日終値
 安川電機<6506>が4日続伸で、6営業日ぶりに上場来高値を更新した。全体リスクオン相場に乗って25日移動平均線をサポートラインとする下値切り上げ波動が続いている。同社は産業用ロボットやインバーター、ACサーボモーターなどメカトロ製品の世界トップメーカー。旺盛な企業の設備投資需要を受け収益環境は良好。省人化投資の続く中国向けを中心に、家電やスマートフォン組立て用ロボットやコントロール機器などが好調で収益に貢献している。市場では「設備投資関連はIMFの世界経済見通しの上方修正など景気拡大の流れを背景に、海外投資家の物色対象となりやすい強みがある」(国内中堅証券)という指摘も出ていた。

■ダスキン <4665>  3,235円  +150 円 (+4.9%)  本日終値
 ダスキン<4665>が大幅高で年初来高値を更新した。12日取引終了後、18年3月期の連結利益予想の増額修正を発表した。営業利益を66億円から70億円(前期比15.3%増)へ、最終利益を47億円から57億円(同32.0%増)へそれぞれ修正した。モップ・マットなどのレンタルや家事代行などを手掛けるクリーン・ケアグループでは、レンタル製品の投入減少が原価削減につながったほか、フードグループではミスタードーナツの売上構成比の変化や廃棄削減が利益の増加に貢献した。

■いちご <2337>  418円  +13 円 (+3.2%)  本日終値
 12日、いちご <2337> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.86%にあたる430万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は10月13日から11月22日まで。

■セブン&アイ <3382>  4,550円  +123 円 (+2.8%)  本日終値
 セブン&アイ・ホールディングス<3382>が反発。12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高2兆9871億9800万円(前年同期比4.2%増)、営業利益1944億6600万円(同7.2%増)、純利益894億2100万円(同2.7倍)となり、5年連続で上期として営業最高益を更新したことが好感された。おにぎりや麺類など基本商品の積極的なリニューアルを実施したことが奏功し国内コンビニエンスストア事業が売上高・利益を伸ばしたほか、都市部への出店が奏功し海外コンビニ事業も堅調に推移した。スーパーストア事業や百貨店事業も減収ながら損益が改善しており、営業増益につながった。純利益は前年同期にあったのれん償却額がなくなったことなどが寄与し大幅増益となった。なお、18年2月期通期業績予想は、売上高6兆1000億円(前期比4.5%増)、営業利益3865億円(同6.0%増)、純利益1770億円(同82.9%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、8月に予定していた米スノコ(テキサス州)からの一部事業の取得について、取得時期が遅れると発表した。スノコ社が展開するガソリンスタンドおよびコンビニエンスストア1108店舗を取得する予定だったが、米国連邦取引委員会による認可手続きなどが継続しており、取引の完了が年内メドまで遅れる可能性が高まったためとしている。なお、業績への影響などについては手続きが終了次第公表するとしている。

■ビックカメラ <3048>  1,318円  +31 円 (+2.4%)  本日終値
 ビックカメラ<3048>は3日ぶりに反発。同社は12日取引終了後、18年8月期の連結業績予想を発表した。売上高は8300億円(前期比5.0%増)、最終利益は150億円(同11.1%増)を見込んでいる。3期連続の最高益となる見通しだ。プライベートブランド(PB)の拡充やインバウンド需要の伸びが業績を押し上げる。アナリストからは、「同社が期初から2ケタ増益の強気のガイダンスを出してくることはポジティブサプライズ」との見方もあり、株価は堅調な値動きとなっている。

■日経レバ <1570>  18,040円  +360 円 (+2.0%)  本日終値
 NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が9連騰、400円を超える上昇をみせた。同銘柄は日経平均株価に連動するETFで、ボラティリティは対日経平均で2倍の値動きを想定した設定がなされている。きょうは、日経平均が後場に入り一気に上昇加速、これに連動する動きとなったが、市場では「海外投資家の先物買いに加え、日経平均がフシ目の2万1000円大台を突破したことで一部オプション絡みの買い戻しを強制され、全体を押し上げているようだ」(国内準大手証券ストラテジスト)としている。

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