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【市況】日経平均は年初来高値更新、北朝鮮小康状態で買い戻しか/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20769.77 (+79.06)
TOPIX  : 1690.41 (+3.25)

[後場の投資戦略]

 日経平均は利食い先行で始まったが、5日線が支持線として意識されるなかで切り返しをみせており、年初来高値を更新している。ソフトバンクG<9984>のほか、京セラ<6971>、東エレク<8035>が日経平均を押し上げている。北朝鮮情勢への警戒がやや和らいできたことも、ショートカバーにつながっている面もありそうだ。その他、選挙戦がスタートしたが、「最も可能性が高い結果」として、連立与党による議席過半数維持を市場が期待するなか、海外勢によるインデックス買いが断続的に入っているようである。

 北朝鮮情勢を警戒しつつ、政策関連への物色に期待。また、米国では決算シーズンに入るなか、好業績が期待されるハイテク株に波及効果が意識されそうである。また、調整トレンドが続いているマザーズだが、相対的な出遅れ感からの見直しが次第に意識されてきそうである。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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