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【注目】前週末6日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

サーラ <日足> 「株探」多機能チャートより

■サーラ <2734>  874円 (-105円、-10.7%)

 東証1部の下落率トップ。サーラコーポレーション <2734> が続落。5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(16年12月-17年8月)連結決算は、売上高1487億2900万円(前年同期比46.7%増)、営業利益51億2100万円(同69.2%増)、純利益35億2300万円(同69.4%減)となり、通期計画の営業利益48億円を上回って着地した。16年7月に中部瓦斯とサーラ住宅を完全子会社化したことがフルに寄与したことが要因だが、6-8月期では営業損益は前年同期に比べて赤字幅が拡大しており、これが嫌気された。なお、17年11月期通期業績予想は、売上高2000億円(前期比34.3%増)、営業利益48億円(同84.9%増)、純利益30億円(同62.2%減)の従来見通しを据え置いている。

■ジンズ <3046>  6,500円 (-350円、-5.1%)

 東証1部の下落率6位。ジンズ <3046> が5日続落。5日の取引終了後に発表した9月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高は前年同月比0.4%増と13ヵ月連続で前年を上回ったが、8月の同2.5%増から伸び率が縮小したことから、伸び率鈍化に対する警戒感が生じたようだ。なお、全店売上高は同3.0%増だった。

■わらべ日洋 <2918>  2,771円 (-133円、-4.6%)

 わらべや日洋ホールディングス <2918> が大幅3日続落。5日の取引終了後、18年2月期の連結業績予想について、売上高を2210億円から2196億円(前期比2.5%増)へ、営業利益を46億円から41億5000万円(同1.2%増)へ下方修正したことが嫌気された。上期の食品関連事業の伸び率が想定を下回ったことが要因。また、一部工場の稼働率が想定を下回ったことや米価の上昇なども利益を圧迫するとしている。なお、同時に発表した第2四半期累計(3-8月)決算は、売上高1123億円(前年同期比2.4%増)、営業利益32億1100万円(同6.1%増)だった。

■パルコ <8251>  1,372円 (-62円、-4.3%)

 パルコ <8251> が5日ぶり反落。6日午後0時30分ごろ、18年2月期の連結業績予想について、売上高を951億円から940億円(前期比0.2%増)へ下方修正した一方、営業利益を115億円から116億円(同18.3%減)へ、純利益を74億円から75億円(同14.7%減)へ上方修正したが、市場予想平均の営業利益117億円に届かないことから、失望感が強まったようだ。あわせて発表した第2四半期累計(3-8月)決算は、売上高452億3000万円(前年同期比4.1%減)、営業利益66億6600万円(同31.4%減)、純利益44億6900万円(同21.2%減)と減収減益だったが、利益は対計画で上回って着地したことが上方修正の要因という。渋谷パルコの一時休業や千葉パルコの閉店で主力ショッピングセンター事業の店舗数が減少したことが響いたが、販管費の効率化などが利益上振れに貢献した。

■不二越 <6474>  647円 (-14円、-2.1%)

 不二越 <6474> が5日ぶり小幅反落。5日に好調な業績結果を発表したものの、5日まで株価が上昇を継続していただけに、材料出尽くし感からの利益確定売りが出たようだ。同社は5日取引終了後、17年11月期第3四半期累計(16年12月-17年8月)の連結決算を発表した。売上高は1739億5200万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は118億2600万円(同35.5%増)、最終利益は72億2200万円(同2.4倍)だった。機械工具事業は、自動車分野向けに加え、海外を中心に産業機械分野向けのロボットが大きく伸長したことから、売上高は638億6300万円(前年同期比12.4%増)となり、営業利益は49億3400万円(同 30.7%増)となった。部品事業は、自動車・建設機械分野向けの拡大と、産業機械分野向けの回復から、売上高は993億3000万円(前年同期比9.2%増)となり、操業度の改善に加え、内製化の効果も取り込んだことから、営業利益は62億1600万円(同47.5%増)となった。業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高2300億円(前期比8.8%増)、営業利益160億円(同43.6%増)、最終利益90億円(同2.3倍)を見込んでいる。

■マクドナルド <2702>  4,875円 (-80円、-1.6%)

 日本マクドナルドホールディングス <2702> が反落。5日の取引終了後に発表した9月度の月次動向は、既存店売上高は前年同月比7.3%増と22ヵ月連続で前年実績を上回ったが、今期に入って伸び率が初めて1ケタ台となったことから、伸び率鈍化が嫌気されたようだ。9月は、同社の秋の風物詩である「月見バーガー」を初めてリニューアルした2代目「月見バーガー」「チーズ月見」「満月チーズ月見」などが堅調。また、スイーツブランドの「By McSWEETS」から「マックシェイク チェルシー」を販売したことも話題となった。ただ、前年9月から10月にかけては「ポケモンGO」との連携効果があり、この反動もあるようだ。

■鳥貴族 <3193>  3,095円 (-50円、-1.6%)

 鳥貴族 <3193> が反落。5日の取引終了後に発表した9月度の月次報告で、既存店売上高が前年同月比1.9%増と4ヵ月ぶりに前年実績を上回ったが、市場の反応は限定的のようだ。客単価は同1.4%減とマイナスが続いているものの、客数は同3.4%増と前月(1.5%増)を上回っており、これが売り上げの伸びを牽引した。

※6日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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