【通貨】豪ドル週間見通し:もみ合いか、中銀の半期金融安定報告などに注目
■弱含み、8月小売売上高は予想外の減少
先週の豪ドル・円は弱含み。8月小売売上高は予想外の減少を記録したことや、豪準備銀行(中央銀行)は声明で通貨高に対する懸念を改めて表明したことが要因。米国の年内追加利上げの可能性が高まり、豪ドル売り・米ドル買いが優勢となったことも対円レートを圧迫した。取引レンジ:87円40銭-88円74銭。
■もみ合いか、中銀の半期金融安定報告などに注目
今週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)は利上げには当面慎重な姿勢を示唆していることや、豪ドル高は経済を圧迫すると指摘していることから、豪ドルは買いにくい。豪準備銀行の半期金融安定報告が注目される。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・13日:豪準備銀行の半期金融安定報告
予想レンジ:86円00銭-89円00銭
《FA》
提供:フィスコ