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【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、円安や米株高でリスク選好の買い (9月28日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  20398.63
高値  20399.87(14:37)
安値  20299.68(12:32)
大引け 20363.11(前日比 +96.06 、 +0.47% )

売買高  16億0358万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆7403億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は反発、寄り後はやや上値の重い展開に
 2.1ドル=113円台までのドル高・円安進行を好感
 3.税制改革案を好感して上昇した前日の米株高も追い風
 4.中小型材料株の物色人気続き売買代金も膨らむ
 5.衆院解散で選挙モードを意識した銘柄選別の動きも

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは56ドル高と5日ぶりに反発。12月の利上げ観測や税制改革案の進展期待を背景に金融株中心に買いが優勢だった。

 東京市場では前日の米株高に加え、為替が円安に振れたことでリスクを取る動きが強まった。ただ利益確定売りも出て、日経平均株価の上値は重かった。

 28日の東京市場は朝方から買い優勢の展開で、日経平均は寄り付きに終値ベースでの今年の高値2万0397円を上回ってスタートした。前日の米国株市場では、トランプ政権と与党・共和党が公表した税制改革案が好感されNYダウなど主要指標が上昇、外国為替市場では米長期金利の上昇を映してドルが買われ、1ドル=113円台まで円安に振れたことも追い風となった。前場は寄り後に次第に上げ幅を縮小したが、後場に入ると再び買いが優勢に。人工知能(AI)や情報ネットワーク関連など中小型材料株への買いが目立った。午後に安倍首相が衆院を解散したことを受け、一部政策関連銘柄などに買いが向かった。ただ、選挙後の動向が見極めにくいなか、終値は始値を下回り年初来高値更新はならなかった。一方、東証1部の売買代金は2兆7000億円台と高水準。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが堅調、東京エレクトロン<8035>、ソニー<6758>なども買い優勢だった。オハラ<5218>、安永<7271>が大幅高となったほか、東海カーボン<5301>、昭和電工<4004>も値を飛ばした。コムチュア<3844>、ジャパンディスプレイ<6740>が物色人気を集め、山一電機<6941>、ノーリツ鋼機<7744>も高い。ユニデンホールディングス<6815>、関東電化工業<4047>も上昇した。
 半面、ニトリホールディングス<9843>が大幅安、ファーストリテイリング<9983>も軟調。住友不動産<8830>も売りに押された。クリーク・アンド・リバー社<4763>が急落、関西電力<9503>も大きく下落した。保土谷化学工業<4112>、東京製鉄<5423>などの下げも目立つ。GMOインターネット<9449>、イーレックス<9517>も安い。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はユニファミマ <8028> 、東エレク <8035> 、ダイキン <6367> 、ソフトバンク <9984> 、東海カ <5301> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約51円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、KDDI <9433> 、日ハム <2282> 、住友不 <8830> 、スズキ <7269> 。押し下げ効果は約27円。うち17円はファストリ1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は電気・ガス業、海運業、小売業の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)金属製品、(2)繊維製品、(3)その他製品、(4)ガラス土石製品、(5)機械。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)不動産業、(2)食料品、(3)医薬品、(4)証券商品先物、(5)鉄鋼。

■個別材料株

△三井住友建設 <1821>
 上期経常を一転1%増益・最高益に上方修正。
△アルコニクス <3036>
 上期経常を6期ぶり最高益に56%上方修正。
△フジックス <3600> [東証2]
 固定資産売却益13.2億円が発生。
△鳥居薬 <4551>
 スギ花粉症薬錠剤で製造販売承認を取得。
△ゼニス羽田 <5289> [東証2]
 衆院解散総選挙受け電線地中化関連として注目。
△東海カ <5301>
 黒鉛電極メーカーSGL GE社から米国事業を取得。
△パイオラック <5988>
 東海東京調査センターが投資判断を「アウトパフォーム」に引き上げ。
△新電元 <6844>
 米ワイトリシティ社とワイヤレス給電技術で提携。
△廣済堂 <7868>
 土地・建物売却で38億円の特別利益計上。
△ユニファミマ <8028>
 18年2月期上期税引き前を最高益に40%上方修正。

▼マネパG <8732>
 「FX倍率の上限引き下げ検討」との報道。
▼ニトリHD <9843>
 第2四半期累計営業利益は2.1%減。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)オハラ <5218> 、(2)安永 <7271> 、(3)東海カ <5301> 、(4)パイオラック <5988> 、(5)アルコニクス <3036> 、(6)ヨシムラHD <2884> 、(7)コムチュア <3844> 、(8)サンヨーH <1420> 、(9)アミューズ <4301> 、(10)カーボン <5302> 。
 値下がり率上位10傑は(1)C&R <4763> 、(2)ニトリHD <9843> 、(3)丸和運機関 <9090> 、(4)石川製 <6208> 、(5)テーオーシー <8841> 、(6)関西電 <9503> 、(7)保土谷 <4112> 、(8)東京製鉄 <5423> 、(9)フェイス <4295> 、(10)大平金 <5541> 。

【大引け】

 日経平均は前日比96.06円(0.47%)高の2万0363.11円。TOPIXは前日比11.74(0.71%)高の1676.17。出来高は概算で16億0358万株。値上がり銘柄数は1461、値下がり銘柄数は494となった。日経ジャスダック平均は3577.11円(17.55円高)。

[2017年9月28日]

株探ニュース

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