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【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い展開か、日本の総選挙への思惑で円売り継続も


■強含み、雇用堅調見通しで一時90円台に上昇

先週の豪ドル・円は強含み。豪準備銀行(中央銀行)の9月理事会議事要旨で「雇用の堅調な成長持続が見込まれる」などの指摘が好感され、豪ドル買いが優勢になった。ロウ豪準備銀行総裁は利上げに慎重姿勢との見方が広がったことや地政学リスクの増大が警戒されたことから、豪ドル買いは一服。ただ、10月に日本の総選挙実施の観測浮上で、アベノミクス長期化・日銀の異次元緩和の継続への連想で円売りは後退しなかった。取引レンジ:88円47銭-90円31銭。

■底堅い展開か、日本の総選挙への思惑で円売り継続も

今週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)のロウ総裁が利上げに慎重な発言をしたことで豪ドルは買いづらい。一方、安倍首相が衆院解散・総選挙の実施を表明するとみられ、引き続きアベノミクス長期化・日銀の異次元緩和継続の連想が円売りにつながるとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:88円00銭-91円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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