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【市況】日銀会合、想定内でも一段高への期待/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20479.88 (+169.42)
TOPIX  : 1679.77 (+11.85)

[後場の投資戦略]

 昨日、日経平均をけん引したソフトバンクG<9984>は一服をみせているが、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、電通<4324>、ダイキン<6367>が日経平均をけん引している。日経平均は連日の年初来高値更新で過熱感が警戒されやすいところではあるが、インデックスに絡んだ商いによって上昇基調が強まっており、ショートカバーを誘い込みやすいだろう。

 また、日銀の金融政策決定会合では短期政策金利をマイナス0.1%とし、長期金利をゼロ%程度に誘導する現行の金融緩和策を維持するとの予想が多い。想定内としても、米国では年内あと1回の利上げの可能性があるなか、日米金利差拡大によるドル買い・円売りが一段と強まる可能性がある。これを手掛かりとした一段の上昇も意識されやすいだろう。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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