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【材料】神鋼商事は反発、好業績で割安な中小型株物色の流れに乗る

神鋼商 <日足> 「株探」多機能チャートより
 神鋼商事<8075>は反発している。一時、前日比135円高の3740円まで買い進まれ、8月31日につけた年初来高値3855円に接近してきた。ただ、PER9倍水準、PBR0.7倍台と株価は依然として割安水準にある。全般軟調相場のなかにあっても、好業績で割安な中小型株を物色する流れに乗った動きとなっている。

 同社が7月31日に発表した18年3月期第1四半期(4~6月)の連結営業利益は、19億7200万円(前年同期比2.5倍)と大幅増益となった。これを受けて、18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結営業利益を21億円から33億円(前年同期比76.8%増)へ増額している。

 鉄鋼、鉄鋼原料、非鉄金属のセグメントを中心に、主要製品の取扱量が増加したことに加え、価格上昇の効果も寄与した。また、海外現地法人でも、主要市場である米国、中国、東南アジアの各地域の業績が堅調に推移したことも貢献した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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