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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):JIGSAW、任天堂、プロシップ

JIGSAW <日足> 「株探」多機能チャートより
■JIG-SAW <3914>  6,160円  +30 円 (+0.5%)  本日終値
 JIG-SAW<3914>が小幅ながら3日続伸、6000円を下限ラインとする底値圏もみ合いを離脱する気配を漂わせている。同社はネット環境の自動監視・制御を行っており、ロボット型自動制御プラットフォームの導入料金と月額で支払われるサービスへの料金を主力とする。17年12月期は会社側非開示ながら、立花証券企業調査部では営業利益段階で前期比58.8%増の4億500万円を予想している。

■任天堂 <7974>  36,800円  +160 円 (+0.4%)  本日終値
 任天堂<7974>が続伸。前引け段階で上昇率は1.3%にとどまっているが、売買代金は急増傾向、前場に420億円を超え東証1部断トツとなっており、全般手掛かり材料難の相場にあって個人投資家を中心とした人気度の高さを映し出している。新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の売れ行きが絶好調で品不足状態が続いている。18年3月期連結営業利益は前期比2.2倍の650億円を計画しているが、一段の上方修正期待が強い。テクニカル面では、13週移動平均線との上方カイ離が解消された状況で目先正念場となっている。

■プロシップ <3763>  2,355円  +400 円 (+20.5%) ストップ高   本日終値
 8月31日、東証がプロシップ <3763> [東証2]を9月7日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。発表を受けて、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■システムズ・デザイン <3766>  715円  +100 円 (+16.3%) ストップ高   本日終値
 8月31日、システムズ・デザイン <3766> [JQ]が近鉄ロジスティクス・システムズの新基幹システム受託開発を受注したと発表しており、業績拡大に期待する買いが向かった。近鉄ロジスティクス・システムズは国内輸送やロジスティクス事業を展開する近鉄エクスプレス <9375> のグループ会社。今回の受注は、物流・流通業向けシステム開発に強みを持つ子会社のシェアードシステムと共同で獲得した。8月1日から開発業務を始めており、完了は19年1月末を予定している。

■アーバンライフ <8851>  110円  +12 円 (+12.2%) 一時ストップ高   本日終値
 アーバンライフ<8851>が一時、ストップ高の128円まで買われ、年初来高値を更新した。8月31日の取引終了後、経済産業省が推進し、環境共創イニシアチブが実施するエネルギー使用合理化等事業者支援事業における「平成29年度 省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」に採択されたと発表しており、これを好材料視した買いが入った。同支援事業は、民間事業者などによる省エネルギー設備・技術等を導入する事業に対して支援を行うことで、2030年度において最終エネルギー消費で5030万キロリットル(原油換算)の省エネ目標達成に寄与することを目的としている。今回採択されたアーバンライフの「東神戸センタービル 設備更新およびEMS導入による省エネルギー事業」は、東神戸センタービルにおいて、空調をトップランナー基準を満たす高効率機器にし、また照明をLED照明に更新することで省エネルギー化を図るというもの。さらに、EMSを導入し空調を制御・運用改善することでさらなる省エネルギー化を促進するとしている。なお、補助事業期間は18年3月31日までで、補助金交付決定額は9855万円。同社ではこれを18年3月期に特別利益として計上する予定としている。

■アクリーティブ <8423>  466円  +45 円 (+10.7%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 アクリーティブ<8423>が後場急騰。この日正午ごろ、企業の従業員が通常の給与支給日を待たずに、勤務実績に応じて給与相当額を受け取ることが可能な給与前払ソリューションサービス「SUGUIRU(スグイル)」の提供を開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。同サービスは、従業員が通常の給与支給日を待たずに、既に勤務した実績の範囲内で給与を自由に受け取れることができるサービス。従業員からはWebサイトまたはスマートフォン専用アプリからシステム上で前払いの申込を受け付け、雇用企業は勤怠データを「SUGUIRU」のシステム上へ連携するだけで、その後の支払い業務をアクリーティブが代行し、立て替え払いを行うという。これにより、人材の確保を優位に進めることができるとしており、また、既存事業のターゲット層でもある小売業、飲食業、介護事業者などの従業員を多く抱える企業との親和性が高いことから、シナジーによる業績への貢献が期待されている。

■ビケンテクノ <9791>  849円  +76 円 (+9.8%) 一時ストップ高   本日終値
 ビケンテクノ<9791>は後場急動意し、一時ストップ高の923円まで買われた。午後1時ごろ、株主優待制度を導入すると発表しており、これを好感した買いが入った。毎年3月31日時点で10単元(1000株)以上を保有する株主に対して、一律で2500円相当の商品を贈呈するとしている。

■共和工業所 <5971>  1,110円  +87 円 (+8.5%)  本日終値
 8月31日、共和工業所 <5971> [JQ] が決算を発表。18年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益が前年同期比3.1倍の3億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。建設機械の需要回復を背景に、主力とする建機用高強度ボルトの販売が大きく伸び、48.6%の大幅増収を達成したことが寄与。

●ストップ高銘柄
 DNAチップ研究所 <2397>  1,058円  +150 円 (+16.5%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 ETFSパラ <1675>  8,330円  - 円 (-) ストップ安売り気配   本日終値
 以上、1銘柄

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