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【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高と円安でリスク選好の買い (8月31日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  19591.32
高値  19687.99(13:25)
安値  19583.11(09:00)
大引け 19646.24(前日比 +139.70 、 +0.72% )

売買高  17億7035万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2810億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続伸、米株高と円安好感しリスクオン
 2.好調な米経済指標が米長期金利上昇とドル買い誘発
 3.メガバンクなど銀行株に買いが目立ち全体相場を牽引
 4.2次電池関連など中小型テーマ株物色の流れ衰えず
 5.売買代金は活況の目安である2兆円を連日上回る

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは27ドル高と続伸。4-6月期GDP改定値や8月のADP全米雇用統計など良好な米経済指標に支えられ買いが優勢となった。

 東京市場では、前日の米株高や為替の円安基調を受けて終始買い優勢だった。日経平均株価は後場後半にやや伸び悩んだものの、高値圏で売りを吸収した。

 31日の東京市場は、朝方から買い優勢でその後上げ幅を広げた。前日発表された米4~6月の実質GDP改定値など複数の米経済指標が市場の予測を上回り、これが米国株の上昇と外国為替市場でのドル買いを誘発。為替は1ドル=110円台半ばの推移と円安に振れ、投資家心理の改善につながった。米長期金利反発を受けた米金融株高が東京市場にも波及、銀行株が買われ全体地合いを支えた。円安を背景に自動車や機械などの輸出株も強い。また、中小型物色の動きも継続、2次電池関連などテーマ買いの動きが顕著となった。東証1部の売買代金は前日を上回る2兆3000億円近くまで増加、2日続けて活況の目安とされる2兆円台を上回った。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが堅調だったほか、トヨタ自動車<7203>もしっかり。ルネサスエレクトロニクス<6723>が商いを膨らませ上昇、日立製作所<6501>も買いが優勢だった。スターティア<3393>がストップ高となり、ホソカワミクロン<6277>も大幅高に買われた。日本高周波鋼業<5476>が値を上げ、TYK<5363>、ルック<8029>も物色人気。藤倉ゴム工業<5121>、コジマ<7513>も高い。
 半面、ダイフク<6383>が軟調、KLab<3656>も下値模索の展開。ペッパーフードサービス<3053>が大きく値を下げ、サニックス<4651>、昭和電工<4004>なども安い。アイスタイル<3660>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、バリューコマース<2491>も売られた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、ソフトバンク <9984> 、中外薬 <4519> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約50円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はコナミHD <9766> 、KDDI <9433> 、アステラス <4503> 、テルモ <4543> 、ヤマトHD <9064> 。押し下げ効果は約6円。

 東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)鉄鋼、(3)卸売業、(4)医薬品、(5)ガラス土石製品。一方、下落は4業種のみで下落率の上位から(1)石油石炭製品、(2)倉庫運輸関連、(3)水産・農林業、(4)海運業。

■個別材料株

△ケアネット <2150> [東証M]
 1→2の株式分割を実施。
△スターティア <3393>
 「ドラゴンボールラン」にARアプリ採用。
△エイチーム <3662>
 「トヨタと中古車関連サービスを開発」と報道。
△アカツキ <3932> [東証M]
 「新テニスの王子様 RisingBeat」事前登録15万人突破。
△テラプローブ <6627> [東証M]
 「来期に初配当を検討」と報道。
△オンキヨー <6628> [JQ]
 グーグルアシスタント搭載AI対応スマートスピーカーを欧米で発売。
△栄電子 <7567> [JQ]
 18年3月期営業利益は85%増益見通し。
△IMV <7760> [JQ]
 今9月期経常利益は26%増益予想。
△明豊エンタ <8927> [JQ]
 賃貸アパート「ミハス吉祥寺東町」を売却。
△ソフトバンク <9984>
 SMBC日興証券が目標株価を引き上げ。

▼夢真HD <2362> [JQ]
 17年9月期営業利益見通しを22億円へ引き下げ。
▼住友理工 <5191>
 SMBC日興証券が投資評価を「2→3」へ引き下げ。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)キムラタン <8107> 、(2)クラウディア <3607> 、(3)スターティア <3393> 、(4)ホソミクロン <6277> 、(5)アグロカネシ <4955> 、(6)ミツウロコG <8131> 、(7)TYK <5363> 、(8)RSテクノ <3445> 、(9)クロップス <9428> 、(10)高周波 <5476> 。
 値下がり率上位10傑は(1)ペッパー <3053> 、(2)オープンドア <3926> 、(3)KLab <3656> 、(4)サニックス <4651> 、(5)住友理工 <5191> 、(6)バンドー <5195> 、(7)エフピコ <7947> 、(8)ラクーン <3031> 、(9)丸和運機関 <9090> 、(10)ホギメデ <3593> 。

【大引け】

 日経平均は前日比139.70円(0.72%)高の1万9646.24円。TOPIXは前日比9.76(0.61%)高の1617.41。出来高は概算で17億7035万株。値上がり銘柄数は1198、値下がり銘柄数は723となった。日経ジャスダック平均は3447.28円(33.57円高)。

[2017年8月31日]

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