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【市況】【↓】日経平均 大引け| 小反落、“ジャクソンホール”無風通過も円高が重荷 (8月28日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  19502.23
高値  19535.50(09:03)
安値  19420.50(11:21)
大引け 19449.90(前日比 -2.71 、 -0.01% )

売買高  13億4492万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆7447億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は小反落、円高など重荷となり買い手控え
 2.ジャクソンホール会合は無風通過も米長期金利低下でドル安に
 3.海外投資家の参戦少なく売買代金は1兆7000億円台が続く
 4.保険や銀行など金融株や自動車株軟調も個別株物色は旺盛
 5.値上がり銘柄数は1100を超え、値下がりを大きく上回る

■東京市場概況

 前週末の米国市場では、NYダウは30ドル高と3日ぶり反発。トランプ政権が推す税制改革への進展期待が高まり買いが優勢となった。

 週明けの東京市場では朝方高く始まったものの、その後は買いが続かず、日経平均株価はわずかながら反落となった。米長期金利の低下や円高などが重荷となった。

 28日の東京市場は買い優勢のなかスタートしたが、寄り後マイナス圏に沈んだ。後場プラス圏に再浮上する場面もあったが、結局小安く引けた。ジャクソンホール会合はイエレンFRB議長もドラギECB総裁も金融政策に言及することなく無風通過となったものの、為替市場では米長期金利の低下に合わせてドル売りが進行、1ドル=109円近辺の推移となりこれが東京市場には重荷となった。本日のロンドン市場が休場ということもあって海外投資家の積極的な売り買いは見送られ、東証1部の売買代金は前週末に続き1兆7000億円台にとどまっている。そのなか、保険や銀行株が軟調、自動車株も冴えない。ただ、中小型株中心に個別株物色の動きは健在であり、値上がり銘柄数は1100を超え、値下がり銘柄を大きく上回った。

 個別では、トヨタ自動車<7203>など自動車株が冴えず、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売り物に押された。IHI<7013>も安い。東邦チタニウム<5727>、コジマ<7513>が急落したほか、石川製作所<6208>も大きく値を下げた。メガチップス<6875>が売られ、オカモト<5122>、新日本理化<4406>なども下落した。
 半面、任天堂<7974>が活況高、KLab<3656>も高い。コマツ<6301>、住友金属鉱山<5713>なども買いが優勢だった。ヤマシンフィルタ<6240>が値を飛ばしたほか、エイチ・アイ・エス<9603>、エフテック<7212>なども大きく買われた。GSIクレオス<8101>、ラサ工業<4022>も物色人気を集めた。enish<3667>が急伸、エボラブルアジア<6191>なども上昇した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はテルモ <4543> 、塩野義 <4507> 、花王 <4452> 、KDDI <9433> 、安川電 <6506> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約19円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、コナミHD <9766> 、ユニファミマ <8028> 、SUBARU <7270> 。押し下げ効果は約29円。

 東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)医薬品、(3)繊維製品、(4)サービス業、(5)電気・ガス業。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)銀行業、(3)鉱業、(4)輸送用機器、(5)電気機器。

■個別材料株

△日鉄鉱 <1515>
 チリ銅炭鉱「アルケロス」の権益を取得。
△アドウェイズ <2489> [東証M]
 三菱UFJMS証券が投資判断を「ニュートラル」へ引き上げ。
△鳥貴族 <3193>
 10月から全品298円均一へ価格引き上げ。
△アイフリーク <3845> [JQ]
 UUUM <3990> [東証M]の上場控え関連銘柄として関心高まる。
△サンコール <5985>
 「新規3事業を育成」との報道。
△三社電機 <6882> [東証2]
 上期経常を6.4倍上方修正、上期配当は2円増配。
△アイオデータ <6916>
 日立マクセルと資本業務提携。
△エノモト <6928> [JQ]
 1→4の株式分割を実施。
△レノバ <9519> [東証M]
 「年内に東証1部申請」との報道。
△HIS <9603>
 11-7月期(3Q累計)経常が5.3倍増益。

▼キタック <4707> [JQ]
 16年11月-17年7月期は営業利益4.4%減。
▼邦チタ <5727>
 米社がスポンジチタンの不当廉売で調査申し立て。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ヤマシン―F <6240> 、(2)HIS <9603> 、(3)エフテック <7212> 、(4)アルコニクス <3036> 、(5)鳥貴族 <3193> 、(6)サイバーリン <3683> 、(7)土木管理 <6171> 、(8)島精機 <6222> 、(9)サンコール <5985> 、(10)日鉄鉱 <1515> 。
 値下がり率上位10傑は(1)キムラタン <8107> 、(2)石川製 <6208> 、(3)コジマ <7513> 、(4)邦チタ <5727> 、(5)ボルテージ <3639> 、(6)ルック <8029> 、(7)堺化学 <4078> 、(8)クボテック <7709> 、(9)共英製鋼 <5440> 、(10)大阪チタ <5726> 。

【大引け】

 日経平均は前日比2.71円(0.01%)安の1万9449.90円。TOPIXは前日比3.13(0.20%)高の1600.12。出来高は概算で13億4492万株。値上がり銘柄数は1184、値下がり銘柄数は713となった。日経ジャスダック平均は3396.76円(17.67円高)。

[2017年8月28日]

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