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【通貨】豪ドル週間見通し:もみ合い継続か、設備投資関連指標に注目


■もみ合い、材料難で方向感のない動きに

先週の豪ドル・円はもみ合い。豪州や中国関連の主要経済指標の発表がなかったことから、豪ドルは材料難のなかで方向感のない動きになった。北朝鮮有事への警戒感はやや後退したが、トランプ米大統領の政権運営に対する懸念は続き、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは拡大しなかった。取引レンジ:85円94銭-86円98銭。

■もみ合い継続か、設備投資関連指標に注目

今週の豪ドル・円はもみ合いが続く見込み。豪準備銀行(中央銀行)は、豪経済に前向きな見通しを示しているが、阻害的な要因として豪ドル高に言及しており、豪ドル・円相場は方向性が出にくい状態が続くとみられる。4-6月期民間設備投資が売買材料になる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・31日:4-6月期民間設備投資(1-3月期:前期比+0.3%)

予想レンジ:85円00銭-88円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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