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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:アセンテックがストップ高、シード平和は年初来高値更新

アセンテック <日足> 「株探」多機能チャートより

<3565> アセンテック 7370 +1000
ストップ高比例配分。GPU(画像処理半導体)の最先端企業である米NVIDIA社とパートナー契約を締結したと発表している。NVIDIAのGPUソリューションはVDI(デスクトップ仮想化)市場でも欠かせないものとなると見込まれており、両社は連携してグラフィックス/映像分野における先進ソリューションをVDI市場に提供していく。同社はVDIソリューションの専業ベンダーとして、関連する様々な製品の販売、開発を行っている。

<4792> 山田コンサル 7770 +1000
ストップ高比例配分。1株につき4株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は9月30日。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性向上を図ることを目的としている。同社株価は5月から6月にかけて大きく上昇し、6月20日には上場来高値7950円を付けた。

<3441> 山王 1145 +150
ストップ高比例配分。研究・開発を進めている発明「導電性微粒子及び導電性微粒子の製造方法」について特許を取得したと発表している。産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所と実用化に向け研究・開発中である「銀めっきアクリル粒子」を製造するための基本技術の特許取得となる。本特許技術を用いることで、コア材料のアクリル樹脂上に直接またはニッケル層を介して、緻密な銀層を形成することが可能になるという。

<4080> 田中化研 1578 -109
大幅続落。東証が信用取引に関する臨時措置を実施している。本日売買分から委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)とされている。また、日証金も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を30%から50%(同20%)とした。リチウムイオン電池関連のテーマ物色に加え、直近の好決算を評価する動きもあり、株価は8月23日に一時1848円まで上昇する場面があった。

<1739> シード平和 1569 +65
一時1649円まで上昇し年初来高値更新。18年6月期~20年6月期に係る中期経営計画を策定したと発表している。同社は3年間の中期経営計画を1年ごとに更新するローリング方式を採用している。総合建設会社としてマンション・ホテル、商業施設・店舗等を積極受注することなどを重点施策に掲げており、20年6月期の業績目標は営業利益19.00億円(17年6月期実績は11.37億円)などとしている。

<3906> ALBERT 1318 +93
一時1510円まで急伸。技術系人材サービス企業のテクノプロとデータサイエンティスト派遣事業で協業すると発表している。ALBERTが保有する人工知能・機械学習を中心とした先端のデータ分析技術・コンサルティングノウハウを、テクノプロが抱えるソフトウェア技術者のうち適性をもつ人材に教育・育成したうえで、テクノプロ・グループが持つ1800社に及ぶ製造業を中心とした取引先に対しサービスの共同提供を行う。

《DM》

 提供:フィスコ

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