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【市況】日経平均は反発でスタート、ハイテク株中心に買われる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均
 19547.05 +163.21

TOPIX
 1610.79 +14.67


 23日の日経平均は反発でスタートした。前日の米国市場では、税制改革に関する協議で大幅な進展が見られたとの報道が好感されて、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の19480円となり、為替相場は1ドル109円台80銭前後で推移している。これらを受けて、本日の日経平均は買い先行となった。米政権に対する先行き不透明感や北朝鮮情勢の緊迫化が一服したことに加え、直近で5営業日続落していたこともあり、いったんリバウンドの動きが強まった。前日にフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇していることを受けて、キーエンス<6861>などハイテク株中心に買われている。

 セクターでは、繊維製品、石油・石炭製品、電気機器、機械、保険業などが上昇。売買代金上位では、キーエンス<6861>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、東京エレクトロン<8035>、SMC<6273>、ソニー<6758>、ニトリ<9843>、ファーストリテ<9983>、NTTドコモ<9437>、KDDI<9433>が堅調。一方で、ペッパー<3053>、安川電機<6506>、三菱瓦斯化学<4182>などはさえない。

(アナリスト 雲宮祥士)
《HT》

 提供:フィスコ

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