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2017年08月21日15時19分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ペッパー、東洋炭素、LIXILグ

ペッパー <日足> 「株探」多機能チャートより
■ペッパーフードサービス <3053>  7,150円  +820 円 (+13.0%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 ペッパーフードサービス<3053>が大幅高で遂に10連騰を記録。この間に、本日の高値との比較で株価水準を2700円強も切り上げており、上昇率は約66%に達した。本日から日々公表銘柄に指定されたが、その影響を微塵も感じさせない強烈な上昇パフォーマンスを演じている。同社は低価格のステーキ店を展開、「ペッパーランチ」や「いきなり!ステーキ」を積極出店し、業績は急拡大途上。ペッパーランチの人気はとどまることを知らず、既存店売り上げが前月(7月)まで57カ月連続で前年実績を上回るという破竹の快進撃を続けている。17年12月期営業利益は前期比2.3倍の21億8500万円を計画。15日に東証2部から東証1部に指定替え、TOPIX組み入れなどを見込んだ投機資金の流入を誘っているほか、8月末の株主を対象に1株を2株にする株式分割を実施する予定で権利取り狙いの買いも呼び込んでいる。

■東洋炭素 <5310>  2,388円  +136 円 (+6.0%)  本日終値
 東洋炭素<5310>は、反発し後場一段高で年初来高値を更新した。同社は9日取引終了後、17年12月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を310億円から325億円(前期比0.1%増)へ、営業利益を15億円から19億円(同2.9倍)へ、最終利益を15億円から16億円(同5.6倍)へそれぞれ増額した。  売上高では、エレクトロニクス分野向けにカーボンブラシの需要が回復したことや、想定に比べて為替レートが円安に推移したことが貢献した。営業利益では、売上高の増加に加え、固定費削減などの構造改革の取り組みが一段と進展したことが寄与している。

■LIXILグループ <5938>  2,923円  +138 円 (+5.0%)  本日終値
 LIXILグループ<5938>が前場は安かったものの後場急反発となった。同社は本日後場取引開始前後に、18年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を750億円から850億円へ増額した。これを手掛かり材料に買いが勢いを増した。信用取組は買い残の枯れた状態で、信用倍率は10日申し込み現在で0.61倍と売り長、日証金でも18日現在の貸借倍率が0.54倍と株不足状態にある。

■マンダム <4917>  6,090円  +160 円 (+2.7%)  本日終値
 マンダム<4917>が3日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は18日、同社株の目標株価を6600円から6900円に引き上げた。レーティングは「オーバーウエート」としている。「女性化粧品」とミドル世代男性向けの「ルシード」の成長により国内事業が堅調なほか、アジア圏での化粧品事業の成長、安定した利益成長と増配などを評価材料に挙げている。同証券では18年3月期の連結営業利益は前期比8%増の82億6000万円(会社予想80億円)と予想。19年3月期の同利益は88億1000万円と試算しており、配当も104円(今期予想は98円)への増配を見込んでいる。

■日本郵船 <9101>  219円  +4 円 (+1.9%)  本日終値
 日本郵船<9101>が3日続伸、ボックス相場下限の200円近辺をターニングポイントに8月中旬を境に戻り足を強めた。背景にあるのは、ばら積み船市況の回復だ。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数が前週末18日時点で13ポイント高の1260と15日続伸、4月19日以来4カ月ぶりの水準まで回復しており、これが同社株の収益環境の改善を意識させる材料として買いが優勢となっている。商船三井<9104>や川崎汽船<9107>なども買いが先行している。

■エン・ジャパン <4849>  3,630円  +55 円 (+1.5%)  本日終値
 エン・ジャパン<4849>が反発。SMBC日興証券は18日、同社株の目標株価を3500円から4100円に引き上げた。投資評価は「1」を継続した。同社では、第1四半期(4~6月)の決算時に18年3月通期の業績予想を増額修正したが、同証券では第2四半期(4~9月)決算時に再度上方修正が発表されるとみている。同証券では、推奨ポイントとして「活況を呈する転職市場において最も高い成長が実現できていること」「20~30歳の若手に強みをもつこと」「“採用できるサイト”の評価で勝ち組として一層のシェアアップが期待できること」などを挙げている。同証券では18年3月期の連結営業利益を会社予想83億円に対し、前期比34%増の92億円と試算。19年3月期は115億円への一段の業績の伸びを見込んでいる。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,041円  +15 円 (+1.5%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>など資源開発関連株の一角が上昇。前週末のWTI原油先物価格が1ドル42セント高と急騰、終値ベースで1バレル=48ドル51セントまで上昇しており、これを好感して米国株市場ではシェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連株が上昇した。東京市場でもこの流れが波及し、原油高が収益メリットとなる資源開発セクターに買いを誘導している。

■新日本電工 <5563>  424円  +6 円 (+1.4%)  本日終値
 新日本電工<5563>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は18日、同社株の投資判断の「A」を継続するとともに、目標株価を460円から520円に引き上げた。合金鉄市況の上昇を背景に収益モメンタムの改善が本格化。同社の17年12月期第2四半期(1~6月)の連結営業利益は前年同期比3.6倍の52億円と大幅増益となった。主力製品であるフェロマンガンの国際市況が上昇し、同社販売価格も大きく上昇したことが寄与した。会社側では17年12月期の連結営業利益を80億円に上方修正したが、同証券では前期比5.4倍の93億円への一段の増額修正を見込んでいる。

■ネクソン <3659>  2,692円  +11 円 (+0.4%)  本日終値
 ネクソン<3659>が反発し新高値。ドイツ証券は18日、同社株の目標株価を2900円から3100円に引き上げた。レーティングは「バイ」としている。アクション型ロールプレイングゲーム(RPG)の「アライド戦記」が18年の携帯ゲームの次のヒットとなる可能性を指摘している。同証券では、18年上期にもリリースされると予想。特に、中国では「アライド戦記」モバイル版が大きな成功を収める可能性があるとみている。

■セイコーエプソン <6724>  2,793円  +10 円 (+0.4%)  本日終値
 セイコーエプソン<6724>が反発。SMBC日興証券は18日、同社株の目標株価を3000円から3500円に引き上げた。投資評価は「1」を継続した。足もとの事業環境やビッグタンクの想定以上の成長持続などを評価している。同証券では、18年3月期のビッグタンクの台数予想を従来700万台から740万台、19年3月期は750万台から800万台に引き上げた。また、為替は対ユーロで円安方向に見直した。この結果、18年3月期の連結営業利益は会社計画760億円に対し870億円(前期比28%増)と増額修正を予想。19年3月期の同利益1050億円と一段の業績の伸びを見込んでいる。

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