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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):Aiming、モブキャス、石川製

Aiming <日足> 「株探」多機能チャートより
■Aiming <3911>  565円  +63 円 (+12.6%)  本日終値
 Aiming<3911>が後場急伸。同社はきょう、スマートフォン向け完全新作RPG「CARAVAN STORIES」の事前登録を開始したと発表。これが期待材料となったようだ。このゲームは、最高峰のグラフィックと圧倒的やり込み要素を備えたRPGで、パソコンや家庭用ゲーム機でしか楽しめなかったゲーム体験をスマホで提供。なお、配信時期は未定としている。

■モブキャスト <3664>  937円  +62 円 (+7.1%)  本日終値
 モブキャスト <3664> [東証M]が大幅反発。17日、スマートフォン向けゲーム「モバサカ CHAMPIONS MANAGER」の事前登録を同日付で開始したと発表したことが買い材料視された。同タイトルは2012年から配信され150万人以上がプレイするサッカーシミュレーションゲーム「モバサカ」の最新作。中国で先行配信しており、230万ダウンロードを突破、現地ストアランキングで上位を獲得している。発表を受けて、国内配信による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■石川製作所 <6208>  1,531円  +90 円 (+6.3%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 石川製作所<6208>が続伸。スペイン・バルセロナでのテロを受け地政学リスクが意識されるなか全般相場は下値模索の動きを強いられているが、同社株は防衛関連株として地政学リスクが高まると投機筋の買いが向かう特徴がある。北朝鮮を巡る極東アジア情勢も依然として有事リスクに対する警戒感が拭いきれず、物色対象が定まらない市場にあって消去法的に短期資金の流入を誘っている。

■イード <6038>  1,055円  +55 円 (+5.5%)  本日終値
 イード<6038>が急伸。17日の取引終了後、ブロードバンドタワー<3776>が開設予定の5G(第5世代)データセンターで協業を開始すると発表しており、BBタワーとともに買いが先行する展開となった。BBタワーでは業界に先駆けて5Gデータセンター開設のため、大手町地区に拠点を確保し、18年8月には「千代田区新データセンター(仮称)」を開設する予定。今回の協業では、両社の「産業を支える情報通信インフラ」と「自動車業界、情報通信業界におけるネットワーク」を生かして、自動運転技術や電気自動車(EV)、5Gモバイル通信などの実用化を見据え、5Gデータセンターの活用を図るのが狙いで、イードの推進する自動車特化型アクセラレーター「iid 5G Mobility」の展開促進も期待されている。

■タカチホ <8225>  188円  +8 円 (+4.4%)  本日終値
 タカチホ<8225>が4連騰、全般悪地合いに抗して我が道を行く展開。日本政府観光局が16日に発表した7月の訪日外客数は前年同月比16.8%増の268万人と単月としての過去最高を大幅に更新したが、訪日客の行き先はひと頃よりも多様化して幅広い地域に足を運んでいる。土産物卸で国内最大手の同社にとって恩恵が高まるとの見方が、物色人気を誘っている。

■オールアバウト <2454>  1,600円  +62 円 (+4.0%)  本日終値
 オールアバウト<2454>が反発し、年初来高値を更新した。同社は17日、提供する広告商品の透明性や安全性の追求を目的に、インテグラル・アド・サイエンス・ジャパン(IAS、日本オフィス:東京都品川区)が提供しているパブリッシャー向けアドベリフィケーションツールを、国内媒体で初めて自社で販売・配信する記事型ネイティブ広告に正式導入したことを明らかにした。アドベリフィケーションツールとは、インターネット広告の配信時に、広告主のブランド価値を毀損する媒体やコンテンツ、視認が困難である場所への広告提出、不正クリックなどを確認し、配信を制御する仕組み。このツールの導入で、不正インプレッションへの対策や、ブランドセーフティへの取り組み強化などが可能になるとしている。また、同社はIASが定める透明性、安全性を一定基準担保する媒体社として、サーティファイド・パートナーに国内で初めて認定された。これにより、世界全体で1600社を超えるIAS利用広告主やデジタル業界全体に対し、デジタルキャンペーンの透明性と健全化にコミットすることになる。

■アイティメディア <2148>  692円  +25 円 (+3.8%)  本日終値
 アイティメディア<2148>が4日続伸。17日に、同社のWebメディア「ねとらぼエンタ」が、7月に月間3000万ページビュー(PV)を突破したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入ったようだ。「ねとらぼエンタ」は、ネット上で話題になっている、またはこれから話題になりそうなエンタメ情報をいち早くキャッチし、幅広く届けるエンタメ専門情報サイト。15年10月末に開設し、翌16年1月に月間1000万PVを達成しており、その後もPV数を伸ばしたことで、7月の3000万PV突破となったとしている。

■神鋼商事 <8075>  3,315円  +110 円 (+3.4%)  本日終値
 神鋼商事<8075>は、全般軟調地合いのなか反発し年初来高値。株価は今月に入って上昇を加速しているものの、株価指標面ではPER7倍台、PBR0.6倍台と依然として極めて割安水準にあり上値余地に期待が持てそうだ。同社が7月31日に発表した18年3月期第1四半期(4~6月)の営業利益は、19億7200万円(前年同期比2.5倍)と大幅増益となった。これを受けて、18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結営業利益を21億円から33億円(前年同期比76.8%増)へ増額した。鉄鋼、鉄鋼原料、非鉄金属のセグメントを中心に、主要製品の取扱量が増加したことに加え、価格上昇の効果も寄与した。また、海外現地法人でも、主要市場である米国、中国、東南アジアの各地域の業績が堅調に推移したことも貢献している。

■アクトコール <6064>  1,071円  +32 円 (+3.1%)  本日終値
 アクトコール<6064>が4日続伸で新値追い。17日の取引終了後、「アクト安心ライフ24」などの緊急駆けつけサービスにおいて、テキストベースのチャット形式で回答する「人工知能型チャットボット」の導入を行うと発表しており、これを好感した買いが入った。同チャットボットは、人工知能(AI)事業を手掛ける子会社ジーエルシーが提供する。また、ジーエルシーでは、この導入実績をもって、「人工知能型チャットボットの導入支援サービス」を開始するとしており、顧客のバックエンドシステムと連携することで、単純な一問一答形式の返答だけでなく、チャットボットによるサービス紹介や予約受付、受注などを実現可能にするとしている。

●ストップ高銘柄
 ファステップス <2338>  615円  +100 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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