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【材料】<動意株・8日>(前引け)=KLab、日本製鋼所、ルック

KLab <日足> 「株探」多機能チャートより
 KLab<3656>=急反騰。同社は7日の取引終了後、17年12月期連結業績予想について、売上高を175億~225億円から225億円~255億円(前期比14.8~30.1%増)へ、営業利益を6億~29億円から22億~40億円(同72.7%増~3.1倍)へ、純利益を1億6000万~17億5000万円から16億~28億円(前期8億1400万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。6月13日にリリースした新作タイトル「キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~」や既存の主力タイトルの売り上げが予想よりも好調に推移していることが要因。なお、「キャプテン翼」は下期もこの傾向を維持できると見込み、業績を押し上げるとみている。

 日本製鋼所<5631>=大幅続伸し、年初来高値更新。同社は7日取引終了後に、18年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは従来の125億円から140億円(前期比13.4%増)に上方修正した。売上高予想も2050億円から2100億円(同1.2%減)に増額修正。産業機械事業の売り上げ増を見込んでいるほか、コスト改善による収益力向上が業績を押し上げるとしている。

 ルック<8029>=大商いで急騰し、年初来高値更新。婦人服中心にカジュアル衣料を主力としており、オリジナルブランドの「キース」、インポートブランドの「イルビゾンテ」、「マリメッコ」などが好調で収益を牽引している。7日取引終了後に17年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を435億円から437億円(前期比2.5%増)へ、営業利益を9億円から14億円(同69.5%増)へ、最終利益を7億円から12億円(同4.7倍)へ増額しており、これを手掛かり材料に物色資金の流入が加速した。株価指標面でもPBRは依然として0.7倍台と会社解散価値の半値水準にあることで上値余地が意識されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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