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【市況】日経平均は61円安でスタート、決算受けた物色目立つ、改造内閣への期待感も/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19967.49 (-61.77)
TOPIX  : 1631.06 (-2.76)


[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイムの225先物は19930-19950円辺りでのもち合いである。昼のバスケットは差し引き60億円の売り越しとの観測、円相場は1ドル110円台前半で推移している。決算を手掛かりとした物色が目立っており、下値の堅さが意識されている。一部市場関係者によると、「安倍改造内閣への期待感も若干は高まりやすく、政策期待を背景に押し目買い意欲が強まりそうだ」との声もある。

 セクターでは、鉱業、海運業、不動産業、保険業、ガラス土石製品が軟調。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン<8035>、SUBARU<7270>、ホンダ<7267>、エムアップ<3661>、ディスコ<6146>、JT<2914>が下落。一方で、資本提携報道が評価材料視されたトヨタ自<7203>とマツダ<7261>や、決算を受けてJPモルガン証券にポジティブサプライズと評価されたスズキ<7269>のほか、任天堂<7974>、古河電工<5801>、クボタ<6326>、ホシデン<6804>は上昇している。

(アナリスト 雲宮祥士)
《HT》

 提供:フィスコ

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