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【市況】東京株式(前引け)=米ナスダック安や円高警戒で続落

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 4日前引けの日経平均株価は前日比72円68銭安の1万円9956円58銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は7億1074万株、売買代金概算は1兆45億円。値上がり銘柄数は880、対して値下がり銘柄数は963、変わらずは173銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日に続き売り圧力の強い展開となった。前日の米国株市場ではNYダウが8日続伸も上げ幅は縮小傾向で、ナスダック指数は続落するなど買い意欲はそれほど強くない。加えて為替が1ドル=110円近辺の動きで、足もとはドルがやや買い戻されてはいるものの円高に対する警戒感も拭えない状況。半導体関連株などハイテクの一角や食品などディフェンシブセクターに売りが目立ち、全体地合いを悪くしている。日本時間今晩に7月の米雇用統計の発表を控えていることもあり、積極的に買い向かう動きは見られない。

 個別では東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>などが軟調、カルビー<2229>も売られた。エムアップ<3661>が急落、日本ケミコン<6997>の下げもきつい。ライオン<4912>、ダイセル<4202>、キリンホールディングス<2503>などの下げも目立つ。アダストリア<2685>も売られた。半面、スズキ<7269>が商いを膨らませ急伸、ホシデン<6804>は大幅高、クボタ<6326>も堅調。イマジカ・ロボット ホールディングス<6879>が値を飛ばし、イリソ電子工業<6908>も大きく買われた。有沢製作所<5208>、ネットワンシステムズ<7518>なども高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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