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【経済】24日の産油国会合前に失望売り? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。今日は原油市場についてレポートします。

先週末のNY原油は下落していましたね。レポートでは、『24日の産油国会合でリビアとナイジェリアの生産上限について話し合われないとの観測に圧迫され』たことが要因であると分析しています。

本日24日にサンクトペテルブルクでロシア主催のOPEC加盟国と非加盟国の閣僚会議が開催されるわけですが、『24日の産油国会合の関係者によると、ナイジェリアは日量180万バレルの生産を維持できれば生産上限設定やさらに供給削減の用意があるものの、リビアは年内に日量125万バレルの目標を達成するまでは生産削減の合意に参加する計画はないとのことを伝えております』と紹介しています。また、ロシアは現在の協調減産合意維持を希望しているとも報道されています。

さらに原油市場の値動きについて、レポートでは、『昨年11月と今年の5月のOPEC総会では、その1カ月ほど前からNY原油が9~10ドル幅ほど上昇して「期待先行」となっていたものの、今回の産油国会合に向けては「失望先行」となっているようにも感じられます。」と分析しています。そして今後の値動きについて、『「噂で買って、事実で売れ」という相場格言もありますが、今回の産油国会合に対しては、「噂で売って、事実で買え」という展開となるのかもしれません』との見解となっていますので、買い場を探るためにも24日の産油国会合の動向をしっかり押さえておきたいですね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の7月24日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《DM》

 提供:フィスコ

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