【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … メタップス、Ｇｕｎｏｓｙ、ＡＤプラズマ　(7月14日～20日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から21日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　シンワアート <2437>
　17年5月期の連結経常利益は前の期比8.7％減の3億円になったが、18年5月期は前期比23.4％増の3.7億円に拡大する見通しとなった。

★No.2　買取王国 <3181>
　18年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.6倍の3200万円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の1000万円に対する進捗率が320.0％とすでに上回り、さらに4年平均の91.4％も超えた。

★No.3　Ｇｕｎｏｓｙ <6047>
　17年5月期の連結経常利益は前の期比2.7倍の15.1億円に伸び、18年5月期も前期比45.5％増の22億円に拡大を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2437> シンワアート 　ＪＱ 　 +64.02 　　7/14　本決算　　　 23.43
<3181> 買取王国 　　　ＪＱ 　 +31.60 　　7/14　　　1Q　　　357.14
<6047> Ｇｕｎｏｓｙ 　東Ｍ 　 +22.63 　　7/14　本決算　　　 45.51
<5609> 日鋳造 　　　　東２ 　 +19.86 　　7/20　　　1Q　　　　黒転
<6172> メタップス 　　東Ｍ 　 +18.54 　　7/14　　　3Q　　　　黒転

<2397> ＤＮＡチップ 　東２ 　 +12.64 　　7/20　　　1Q　　　　赤縮
<3791> ＩＧポート 　　ＪＱ 　 +12.17 　　7/14　本決算　　　 12.75
<6532> ベイカレント 　東Ｍ 　 +12.04 　　7/14　　　1Q　　　 20.78
<3030> ハブ 　　　　　東２ 　 +10.94 　　7/14　　　1Q　　　 49.68
<6150> タケダ機械 　　ＪＱ　　 +9.09 　　7/14　本決算　　　　4.17

<6668> ＡＤプラズマ 　東２　　 +8.10 　　7/14　　　3Q　　　553.71
<3547> 串カツ田中 　　東Ｍ　　 +4.05 　　7/14　　上期　　　 33.69
<6634> ネクスＧ 　　　ＪＱ　　 +3.57 　　7/14　　上期　　　　赤縮
<3823> アクロディア 　東Ｍ　　 +0.96 　　7/18　　　3Q　　　　赤拡
<2404> 鉄人化計画 　　東２　　 +0.75 　　7/14　　　3Q　　　-99.48

<1407> ウエストＨＤ 　ＪＱ　　 +0.61 　　7/14　　　3Q　　　-58.73
<4645> 市進ＨＤ 　　　ＪＱ　　 +0.25 　　7/14　　　1Q　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした21日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース