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【市況】NY原油:反落で45.77ドル、7月のOPEC生産量増加の報告を嫌気


NY原油先物9月限は反落(NYMEX原油9月限終値:45.77 ↓1.15)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前日比-1.15ドルの45.77ドルで取引を終えた。21日から中心限月は9月限に移行した。7月の石油輸出国機構(OPEC)の生産量は今年最大となる可能性があるとの見方から、原油先物は軟調に推移した。


米国、リビア、ナイジェリアの生産量は抑制されていないとの懸念や、エクアドルは歳入を増やすために年末まで原油の生産量を引き上げるとの見方があることから、原油先物の上値は重くなっている。為替相場がユーロ高・ドル安に振れたことも原油先物相場に対する支援材料となったようだ。


原油需要の大幅な増加は当面期待できないことから、市場関係者の間では供給超過の状態がすみやかに解消されることは難しくなったとの見方が広がっている。

《MT》

 提供:フィスコ

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