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【市況】明日の株式相場見通し=決算発表前に手控え、日経平均株価はもちあい弱含みに

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(21日)の東京株式市場は、来週から本格化する4~6月期の決算発表を前に、その内容を見極めたいとの姿勢から売り買いともに手控えムードが強まりそうだ。日経平均株価はもちあい弱含みと予想される。

 市場関係者からは「きょうの日経平均株価は、後場に入って上昇幅を広げる展開となった。これは、外国為替市場で後場に1ドル=112円台前半へと円高・ドル安進行にやや歯止めが掛かっただけでなく、規定路線ながら日銀が金融緩和の継続を決めたことも買い安心感につながったようだ。前日の米株式市場では、主要株価指数が揃って過去最高値を更新しているうえに、きょうは東証株価指数(TOPIX)が終値で1633.01と14日の1628.61を上回り年初来高値を更新するなど、全般地合いの良好さが目立った」との見方が出ていた。

 20日の東京株式市場は、やや買い優勢で始まった後も上昇基調が強まり、日経平均株価は前場後半と後場寄りつきの2回にわたり水準を切り上げる展開となった。日経平均株価終値は、前日比123円73銭高の2万144円59銭と続伸した。

 日程面では、5月の毎月勤労統計確報値、6月の全国百貨店売上高に注目。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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