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【特集】3Dマトリック Research Memo(4):17/4期は中国で止血材のライセンス契約を締結し、営業損失が縮小

3DM <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

1. 2017年4月期の業績概要
2017年6月14日付で発表されたスリー・ディー・マトリックス<7777>の2017年4月期の連結業績は、事業収益が前期比334.2%増の615百万円、営業損失が1,240百万円(前期は1,821百万円の損失)となった。事業収益の内訳を見ると、止血材の売上高が前期比11.0%増の107百万円となったほか、中国における止血材のライセンス契約一時金収入508百万円を計上した。費用面では止血材の販売体制強化に伴い人件費を中心に販管費が前期比で103百万円増加した一方で、研究開発費は開発テーマの絞り込みを進めた結果、同191百万円減少した。また、営業外費用で為替差損が同86百万円縮小したほか特別損失も減少したことで、親会社株主に帰属する当期純損失は同1,066百万円縮小の1,392百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《TN》

 提供:フィスコ

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