【市況】19日の株式相場見通し=円高・ドル安進行を嫌気し売り先行
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比54.99ドル安の2万1574.73ドルと続落した。医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の修正案の採決が再び頓挫したことで、トランプ政権の政策運営能力に失望感が広がり、投資家心理を後退させた。また、トレーディング収益の悪化を嫌気してゴールドマン・サックスが売り込まれたこともダウ平均株価を押し下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比29.874ポイント高の6344.305と8日続伸し、6月8日以来ほぼ1カ月ぶりに過去最高値を更新した。
日程面では、業務用ユニフォームの通信販売を手掛けるユニフォームネクスト<3566>が東証マザーズ市場に新規上場する。このほかに、日銀金融政策決定会合(20日まで)、6月の訪日外国人客数、4~6月期の訪日外国人消費動向調査、7月の月例経済報告に注目。海外では、米6月の住宅着工・完工件数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)