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【市況】日経平均は22円高でスタート、円高嫌気で直後にマイナス転換、輸出関連株中心に弱い動きに/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20121.10 (+22.72)
TOPIX  : 1621.17 (+1.83)


[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値からやや上げ幅を縮小してスタートした。ランチタイムの225先物は20080-20110円辺りでのもち合いである。昼のバスケットは、差し引き10億円の売り越しとの観測、円相場は1ドル112円台90銭台で推移しており、朝方から円高方向に振れている。円高進行が嫌気され、後場の寄付直後にマイナスに転換する展開となった。日銀のETF買い期待も薄いなか、輸出関連株中心に弱い動きとなっている。

 セクターでは、保険業、ゴム製品、海運業、銀行業、その他金融業が軟調。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、エンシュウ<6218>、KLab<3656>、東京エレクトロン<8035>、セイコーエプソン<6724>、日立<6501>、リクルート<6098>、NTT<9432>、村田製<6981>が堅調。一方で、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、東芝<6502>、出光興産<5019>、第一生命HD<8750>、SUBARU<7270>、ブリヂストン<5108>はさえない。

(アナリスト 雲宮祥士)

《HT》

 提供:フィスコ

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