【特集】イーストン Research Memo（6）：IoTとADASの具体的な姿が見えてきたことで、重点取組事項に組み入れ

■2018年3月期の重点取り組み

中期経営計画2年目に当たる2018年3月期の重点取り組み事項として、ルネサスイーストン<9995>は以下の5項目を掲げている。このうち、1)ルネサスエレクトロニクス製品の売上・デザイン-イン活動の取り組み強化と、2)新規ビジネス品のシステムソリューション提案、の2つは前期から継続するテーマであり、現実の収益計画においても非常に重要性が高いテーマでもある。

5)IoT/ADAS（先進運転支援システム）技術取り組みとワンストップソリューションの強化は、今回新しく登場したテーマだ。IoT/ADASへの取り組み自体は従来から行っているが、事業としては立ち上がってきておらず、ここに掲げるにはまだ少し早い状況だった。それがここにきて具体的な動きが見えてきたことから、重点取り組み項目として掲げたものと弊社では理解している。

以下では主要項目について取り組みの詳細を報告する。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　浅川　裕之）

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