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【市況】東京株式(前引け)=手掛かり材料難も売り物薄のなか続伸

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 11日前引けの日経平均株価は前日比54円65銭高の2万135円63銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億7557万株、売買代金概算は9458億4000万円。値上がり銘柄数は1429、対して値下がり銘柄数は455、変わらずは134銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方は手掛かり材料難から利食い先行で始まったが、その後は押し目買いが入り、日経平均はすぐにプラス圏に切り返した。前日の米国株市場は高安まちまちだったが、取引時間中に為替が若干円安方向に振れたことで投資家心理が改善した。電機や精密メーカーの一角が買われ全体株価を支えた。東証1部全体の7割の銘柄が上昇したが、売買代金は低調で前場段階で1兆円を下回っている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が商いを伴い上昇、セイコーエプソン<6724>、ソニー<6758>なども高い。ファナック<6954>も堅調。安永<7271>が一時値幅制限いっぱいに買われ、トーセ<4728>、プレナス<9945>も値を飛ばした。コジマ<7513>も物色人気を集めた。半面、任天堂<7974>が相変わらずの大商いも軟調、スズキ<7269>は大幅安となった。リソー教育<4714>が急落、ローツェ<6323>、セガサミーホールディングス<6460>も大きく売られた。アイスタイル<3660>、サニックス<4651>も売りに押された。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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