【材料】<動意株・11日>(前引け)=プレナス、メディネット、ツバキ・ナカシマ
プレナス <日足> 「株探」多機能チャートより
メディネット<2370>=ストップ高し、年初来高値更新。同社は10日の取引終了後、抗がん抗原抗体の高感度検査法に関して、日本での特許が成立したと発表しており、知的財産戦略の強化につながるとの見方から買いが入っているようだ。同検査法は、岡山大学大学院自然科学研究科(二見淳一郎准教授)などと開発したもので、既に中国やシンガポールおよび台湾で特許が成立している。なお、17年9月期業績への影響は軽微としている。
ツバキ・ナカシマ<6464>=急反発し、上場来高値更新。同社は10日の取引終了後、精密機械メーカーの米エヌエヌ社(テネシー州)から、精密ベアリング部品事業を3億7500万ドル(約425億円)で買収すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同社では、19年12月期に売上高500億円、営業利益100億円を目指す中期経営戦略を掲げているが、今回の買収は、同目標の早期実現を図るために、グローバル生産拠点網を拡充させグローバル地産地消モデルを進化させるのが狙い。なお、買収対象となった事業の16年12月期の売上高は約280億円、営業利益は同26億円(1ドル=113円で換算)だった。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)