【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(7月11日記）

　日経平均株価は、戻り高値を超える上げとなった5月30日以降、6月15日以降の動きを見ると、押し目をつけてから2～3営業日で一気に高値を更新する展開になっています。

　今回も、6月20日の高値2万0318円を越える動きがあるとするなら、明日には2万0318円を越えているという見方ができます。

　本日、上値重く推移すると、戻り高値を超える可能性がなくなります。

　本日は、昨日の高値2万0127円を越える動きがあるなら、明日の2万0318円の突破の可能性を少しだけ考えておき、本日、2万0127円を越えられずに上値重く推移するなら、2万0318円を越えられないと判断します。

　上値の重さが見えてくると、そのまま下げが勢いづくことも考えられるので、午前中上値重い展開なら、午後に下げ幅が大きくなる可能性もあります。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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