【材料】<動意株・6日>(前引け)=ドリコム、川口化学、石川製作所
ドリコム <日足> 「株探」多機能チャートより
川口化学工業<4361>=急騰し、年初来高値を更新。同社は5日の取引終了後、17年11月期の連結業績予想について、売上高を67億6000万円から69億3000万円(前期比7.7%増)へ、営業利益を1億7000万円から2億4000万円(同2.5倍)へ、純利益を1億2000万円から1億7000万円(同4.9倍)へ上方修正したことが好感されている。主要取引先である自動車関連業界で、前第4四半期に引き続き増産基調が継続しており、ゴム薬品、樹脂薬品、中間体およびその他薬品すべての部門において売上高が前年同期を大幅に上回っていることが要因。また、こうした状況を受けてさらなる採算性の向上を図ったことが寄与した。
石川製作所<6208>=大幅反発。北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したことが伝わるなか、同銘柄をはじめとする防衛関連株が再び動意含みとなっている。前日は利益確定売りが優勢となったが、きょうは朝方安く始まった後、リバウンド狙いの買いが優勢となった。短期資金による物色が中心で値動きは荒いものの、全体相場に手詰まり感が生じていることの裏返しで、材料株の特性に着目した波状的な買いが続いている。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)