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【材料】良品計画は反落、円高による海外商品調達コスト減少で第1四半期営業利益は3.9%増

 良品計画<7453>は、前日上昇の反動もあり反落している。同社は5日取引終了後、18年2月期の第1四半期(3~5月)連結決算を発表。営業収益は971億3500万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は118億6700万円(同3.9%増)、最終利益は78億4100万円(同2.2%増)だった。

 国内事業では、円高の影響で海外調達商品の調達コストが減少したことで大幅な増益となった。衣服・雑貨では、フレンチリネンシリーズが売上を牽引し、靴下や「バンドルストッキング」などの服飾雑貨も好調に推移した。生活雑貨では、スキンケアおよびアロマ関連商材が引き続き好調で、「豆から挽けるコーヒーメーカー」は17年1月の発売以降、好調に推移している。

 東南アジア事業では、円高の影響で前期に比べ調達コストが増加したことにより減益となった。ただ、中国、台湾、 香港および韓国と全地域で増収を達成した。中国では、家具の展示会(コンパクトライフチャイナ)を開催し、ベッドや収納用品などの家具が伸長した。また韓国では、スニーカーなどが好調に推移し、衣服・雑貨が伸長した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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