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【市況】東京株式(前引け)=続落、北朝鮮リスク意識されるなか売り優勢

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 5日前引けの日経平均株価は前日比103円56銭安の1万9928円79銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は8億9637万株、売買代金概算は1兆2531億6000万円。値上がり銘柄数は778、対して値下がり銘柄数は1082、変わらずは160銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、売りが優勢の展開で前場後半に下げ幅を拡大する展開となった。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料を欠くなか、前日の北朝鮮のICBMの発射などが重荷となったほか、為替がドル安・円高含みに推移したこともあって買いが手控えられた。その後、取引時間中に韓国国防省が北朝鮮が6度目の核実験をする可能性に言及したことが伝わり、これを受けて日経平均は下げ幅を拡大し、前引けは2万円大台を割り込んで着地している。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。JR東海<9022>、JT<2914>も軟調、芦森工業<3526>が利益確定売りに値を下げ、enish<3667>も大幅安。半面、トヨタ自動車<7203>、SUBARU<7270>など自動車株が強く、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>も反発に転じた。サクサホールディングス<6675>が急伸、フォーカスシステムズ<4662>も値を飛ばした。石川製作所<6208>も朝安から切り返した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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