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【材料】パイプドHD---1Q決算は売上高が13.3%増、主力サービス「スパイラル(R)」を中心に好調に推移

パイプドHD <日足> 「株探」多機能チャートより

パイプドHD<3919>は30日、2018年2月期第1四半期(17年3-5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.3%増の13.17億円、営業利益が同16.9%増の2.52億円、経常利益が同15.4%増の2.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同95.4%増の1.68億円となった。

情報資産プラットフォーム事業では、主力サービス「スパイラル(R)」において、クレジットカード決済サービスの連携、クラウド型動画配信システムとの連携、スマートフォンアプリ開発プラットフォームとの連携を開始して、利便性の向上に努めた結果、売上高は8.79億円、2ケタ増収となった。広告事業は、競争環境の激化や一部大手クライアントの予算縮小等の影響を受け、売上高は0.50億円と減収に。ソリューション事業では、個別性の高い課題や人材不足の課題を抱える企業に対して、複数のサービス連携を含めた最適なソリューションを提案、提供しており、売上高は3.78億円と2ケタ増収となった。

2018年2月期の業績予想は、売上高が前期比10.4%増の53.00億円、営業利益が同0.0%増の8.45億円、経常利益が同3.4%減の8.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.2%増の4.70億円とする計画を据え置いている。当期は「中期経営計画2020」の初年度であり、中長期的な視点で投資を行う年度として、将来の収益貢献を見据えた人材の積極採用を行うとともに、イノベーティブな事業へ積極的に挑戦していく考え。

《TN》

 提供:フィスコ

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