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【特集】オープンドア Research Memo(6):自己資本比率80%超と高い安全性を誇る

オープンドア <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

2. 財務状況と経営指標
オープンドア<3926>の2017年3月期末における総資産は前期末に比べ765百万円増加し、4,050百万円となった。内訳を見ると、流動資産は主に現金及び預金の増加459百万円と売上高の増加に伴う売掛金の増加174百万円により、前期末に比べ683百万円増加し3,591百万円となった。固定資産は、敷金及び保証金の差入等による投資その他の資産の増加97百万円により81百万円増加し458百万円となった。

負債は、704百万円となり、126百万円増加した。内訳を見ると、流動負債は主に未払金121百万円の増加と資産除去債務13百万円の増加により、137百万円増加し702百万円となった。固定負債は、資産除去債務の減少で10百万円減少し、2百万円となった。純資産は、主に親会社株主に帰属する当期純利益632百万円の計上により638百万円増加し3,345百万円となった。経営指標について見ると、株式上場による資金調達と業績拡大による当期純利益の計上により、健全性を表す流動比率、自己資本比率ともに極めて高い水準となっている。収益性を表すROE、売上高営業利益率ともに極めて高い水準となっており、問題点はない。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)

《NB》

 提供:フィスコ

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