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【特集】【FISCOソーシャルレポーター】めたん:投資資金の少ない兼業投資家が株式投資で大きく勝つ為の相場戦略について

Sサイエンス <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家めたん氏(ブログ「元証券ディーラーが50万から始めるデイトレ日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年7月2日15時に執筆

FISCOソーシャルレポーターとして活動することになりました、「めたん」と申します。証券ディーラーを経験後、現在は専業投資家として日々相場に向き合いながら、他にもいくつか事業を立ち上げて生計を立てています。相場への戦略・向き合い方・考え方をメインに執筆していきます。宜しくお願い致します。


さて今回は3度目の執筆です。

株式投資を始めてみたいと考える人は多いですが、中々投資資金って用意できないものです。会社員として頂く給料の一部を貯金に回したとしても、20代なら50万円~100万円を用意できたら多い方です。結婚されている方で奥さんが財布を握っていると、頑張っても30万円くらいしか用意できない人もいるでしょう。

今回はそんな【投資資金の少ない人でも大きな収益を出すための手法】について1つご紹介します。

●資金が大きい方が基本的にお金は増やしやすい
まず大前提として、投資資金は多い方が有利です。1億円の資金を持っている人がとある銘柄で1%の値上がり益を取れたら+100万円です。しかし投資資金が100万円しか無い人は1%の値上がり益を取れてもたったの+1万円です。これじゃいつまで経ってもお金は増えません。

だからこそ投資資金が少ない兼業投資家は、1%どころか20%・50%・100%の値上がり益を狙っていかないと大きな収益は出せません。

●200円以下の銘柄は2倍3倍になりやすい
その中で僕が何よりおススメするのは株価が200円以下の銘柄です。
一般的には低位株やボロ株と呼ばれることが多いです。

例えばここ最近だとエス・サイエンス<5721>は2017/6/7に37円をつけてから6/30には148円まで値上がっています。4倍の値上がりです。まずそんな上手い話はありえませんが、37円で10,000株購入して148円で10,000株が売れたとすると、37万円が148万円になる計算です(手数料は除く)。夢がありますね。

G3HD<3647>は2017/4/17に92円をつけてから、6/23には228円まで値上がっています。

誰もが知っているトヨタ自<7203>やソフトバンクG<9984>といった銘柄はこんな短期間で2倍3倍になることはまず起こりません。しかし200円以下の銘柄だと、1年間に何銘柄かは2倍3倍になるような銘柄が出てきます。

●2~5年分くらいの値動きを見て、底値近辺で仕込んでいこう
じゃあどうやってそんな銘柄を見つけるのか?と言うと、200円以下の株価のチャートを軒並み見ていきます。期間は少なくても2年~5年くらいが理想でしょう。

全てを見ていくと、期間内で株価が最安値圏にある銘柄が見つかります。例えばクレアHD<1757>を見てみると、ここ5年間の最安値は28.8円です。この銘柄は30円あたりが底値になっていて、その後しばらくすると反発して値上がっていきます。5年と言う期間でチャートを見ると2倍以上に値上がることもあります。

今現在のクレアHDの株価は31円。ここから値上がるのか値下がるのかは誰にもわかりませんが、この5年間の株価動向を見ると、値上がる可能性の方が高そうです。

※投資はあくまでも自己責任でお願い致します。購入を推奨しているわけではありません。


●焦りは禁物。時間を味方につけるよう

この投資方法で最大の敵は「焦り」です。

値上がる時は急騰しますが、それ以外はほとんどの期間がヨコヨコで推移しています。その為、株を買ってからは基本的に放置する期間が長くなります。数週間・数か月値上がるまで我慢することが大切です。

急騰してから買うこともおススメしません。買い上がりではなく、買い下がっていく方が利益は出しやすいです。もちろん損切り価格も決めておかねばなりません。僕なら5年間の最安値価格を下回ることがあれば損切りをするでしょう。

●一点投資はせず、分散投資を必ず心掛ける

最後にリスクについてです。

価格の低い株価には低いなりの理由があります。株価が値上がれば短期間で大きな収益を出すこともありますが、逆に値下がれば大きく損をする可能性ももちろんあります。最悪上場廃止の可能性もあります。

そのリスクを減らすために、一点投資はせずに分散投資を行う様に心掛けましょう。分散投資をしておけば、1つの銘柄が大きく株価を下げてもそこまで痛くはありません。損切りを徹底しておけば損失は限定されます。

後は株を買うタイミングさえ上手くやれば、分散投資をしている全ての銘柄が損切りで終わる可能性は低く、どれか1つは値上がる可能性は高いでしょう。

大切なことは、【時間を味方につけること】です。
そして買うタイミングは【2~5年の期間で底値の時】です。

こちらの記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
読んで頂きありがとうございました。

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執筆者名:めたん
ブログ名:元証券ディーラーが50万から始めるデイトレ日記

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