【材料】クロスプラスは3日ぶり反発、生産集約推進で原価低減し利益急回復
クロスプラス <日足> 「株探」多機能チャートより
同社は9日、18年1月期の第1四半期(2~4月)連結決算を発表。売上高158億1600万円(前年同期比0.5%減)、経常利益3億7000万円(同2.2倍)と利益が急回復し、通期予想の経常利益10億5000万円(前期比18.1%増)に対する進捗率は35.2%に達している。
利益面で、主力工場への生産集約を進めることで原価低減に努めた。さらに、中国では昨年発足した生産コントロール部による工場の巡回管理の頻度を増やし、納期や品質の管理を強化したことや、ベトナム、ミャンマー、バングラデシュなどASEAN地域での生産比率を高めることで原価低減を進めている。また、仕入販売管理の精度を高めると同時に、在庫回転率を向上させ、ロスを削減したことで売上総利益率は前年同期比で1.3%向上した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)