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【注目】前週末23日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

リミックス <日足> 「株探」多機能チャートより

■リミックス <3825>  1,297円 (-238円、-15.5%)

 東証マザーズ指数が急落。リミックスポイント <3825> [東証M]やインフォテリア <3853> [東証M]、ミクシィ <2121> [東証M]などが値を下げた。東証マザーズ指数に連動するETF(上場投信)・ETN(上場投資証券)のNEXT NOTES 東証マザーズ ETN <2042> [東証N]やマザーズ・コア上場投信 <1563> [東証E]も下落した。

■東芝 <6502>  307.8円 (-14.3円、-4.4%)

 東芝 <6502> が4日続落。同社は23日昼過ぎに、有価証券報告書の提出期限延長に関する承認申請書を提出したと発表した。同報告書の提出期限は今月末に迫っているが、決算・監査手続きの完了などが間に合わず延長を申請する。延長が承認された場合の提出期限は8月10日となる見通し。一方、NHKは23日、「東京証券取引所は8月に東芝の株式を東証1部から2部に降格することを23日にも決定する見通し」と報道した。東証が同社の2部降格を発表した場合、7月末にはインデックスファンドの保有株から除外する売りが出ることが市場では懸念されている。昨年8月1日に東証1部から同2部に移ったシャープ <6753> の場合、6月23日に2部降格が発表され、7月12日に日経平均株価採用銘柄からの除外が公表されている。

■ニトリHD <9843>  16,550円 (-170円、-1.0%)

 ニトリホールディングス <9843> が3日続落。22日の取引終了後に発表した6月度(5月21日-6月20日)の国内売上高で、既存店売上高が前年同月比4.0%減と2ヵ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。新たな商品戦略として立ち上げた、生活に必要なグッズを低価格で気軽に揃えられるブランド「DayValue」シリーズのカーテンやタオル、収納用品は順調に売り上げを伸ばしたものの、例年に比べて気温が低かったため、接触冷感機能を持つ「Nクール」シリーズの敷パッドや肌布団、タオルケットなどの寝装品の売り上げが前年を割り込んだ。また、昨年より土曜日が1日少ない影響も約2.3ポイントほどマイナスに働いたとしている。

■東エレク <8035>  15,970円 (-155円、-1.0%)

 東京エレクトロン <8035> 、SCREENホールディングス <7735> 、ディスコ <6146> 、ワイエイシイホールディングス <6298> 、ローツェ <6323> など半導体製造装置を手掛ける銘柄群が総じて軟調。半導体需要の先行きに警戒感を唱える動きもでるなか、ここにきて海外投資家など一部の機関投資家がポジションを軽くする動きが、関連銘柄の上値を押さえた。前日22日の米国株市場では半導体関連株が冴えず、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら反落していることもマイナスに作用した。

※23日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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