【通貨】豪ドル週間見通し:弱含みか、原油安による下落余地見極めへ
■弱含み、原油安を嫌気した売り
先週の豪ドル・円は弱含み。ロウ豪準備銀行総裁が経済に自信をみせたことで一時豪ドル買いになった。その後、NY原油先物が42ドル台まで急落したことをきっかけに、資源国通貨として豪ドル売り・米ドル買いが優勢となり、対円レートは伸び悩んだ。取引レンジ:83円73銭-85円09銭。
■弱含みか、原油安による下落余地見極めへ
今週の豪ドル・円は弱含みか。引き続き原油価格動向をにらみながら豪ドルの下落余地を見極める展開か。ただ、豪準備銀行(中央銀行)の利下げ観測は一段と後退しており、豪ドルの下げ渋りにつながる可能性も。中国の6月製造業PMI、6月非製造業PMIは手掛かり材料になる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:82円00銭-86円00銭
《FA》
提供:フィスコ