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【材料】<動意株・22日>(前引け)=カーバイド、丸和運輸機関、FRONTEO

カーバイド <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本カーバイド工業<4064>=急騰し年初来高値を更新。同社は21日、リフレクター(再帰反射シート)が三菱電機<6503>の「空中ディスプレイ」で使用されていることを明らかにしており、これが材料視されているようだ。なお、この「空中ディスプレイ」は、METoA Ginzaで6月21日から開催されている「Feel the Communication in Ginza」で展示されているという。

 丸和運輸機関<9090>=急騰し年初来高値を更新。22日付の日本経済新聞は、インターネット通販大手のアマゾンジャパンが独自の配送網の構築に乗り出すとし、「丸和運輸機関が個人運送業者を組織化。配送業務委託によりアマゾンの当日配送サービスを担う」と伝えた。丸和はすでに軽貨物車を数百台用意し、17年度中に東京都心部をカバーするための準備を進めているという。これを受け、この日の同社株には大量の買いが流入し新値圏に上昇している。

 FRONTEO<2158>=大幅高。同社は21日の取引終了後、独自開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT(キビット)」がりそな銀行(大阪市中央区)に採用されたと発表しており、これが好感されている。今回のりそな銀行によるKIBITの導入は、各営業店の担当者と顧客のやりとりなどの面談記録をKIBITで解析し、顧客の満足度向上や要望への対応力強化を図るのが狙い。具体的には、金融商品のおすすめや、それに対する顧客の反応や気にしている点などの観点で面談記録を解析し、「お客さま本位の取り組み」につながる記録を重要度の高い順に抽出するほか、顧客からのアンケートを分類し、アンケート内容の把握と対応までの時間短縮に役立てるとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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