市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=米株安、円高受け反落も下げ幅は限定的

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 21日前引けの日経平均株価は前日比46円51銭安の2万183円90銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は8億1311万株、売買代金概算は1兆1155億9000万円。値上がり銘柄数は1001、対して値下がり銘柄数は837、変わらずは179銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、終始売り優勢の展開。前日の欧米株市場が総じて軟調で、米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに安く、為替も1ドル=111円台前半と円高で推移したことから買いが手控えられた。もっとも売り圧力は限定的で、下値では海外投資家が拾う動きも観測され、日経平均は小幅な下げにとどまっている。中小型株などを個別に物色する動きは旺盛だった。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、ソニー<6758>も軟調。JT<2914>も売りに押された。田淵電機<6624>が利益確定売りに安く、オルトプラス<3672>、ワコム<6727>なども下落した。半面、村田製作所<6981>や、太陽誘電<6976>など電子部品株が高い。キーエンス<6861>も堅調。トーセ<4728>、沢藤電機<6901>はストップ高となった。SHO-BI<7819>も一時値幅制限いっぱいに買われた。ペプチドリーム<4587>、JCRファーマ<4552>などバイオ関連も強い動き。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均