市場ニュース

戻る
 

【市況】20日の株式相場見通し=米株高と円安進行を好感し買い先行のスタート

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が、連日の過去最高値更新となったことや、外国為替市場での円安・ドル高進行を好感して買い先行のスタートとなりそうだ。20日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=111円60銭台と、前日に比べて円安・ドル高が進行している。

 19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比144.71ドル高の2万1528.99ドルと続伸し、連日で過去最高値を更新した。アジア、欧州など世界的な株価上昇の流れを受けて投資家の心理が好転し、前週まで軟調に推移していた主力ハイテク銘柄への買いが優勢となった。さらに、米長期金利の低下が一服したことで金融株が買われたことも全般相場の押し上げにつながった。ナスダック総合株価指数は、前週末比87.255ポイント高の6239.013と4日ぶりに反発した。

 日程面では、ダイレクトメールおよび宅配便の発送をワンストップで行う発送代行事業、コンテンツマーケティングやSEOコンサルティングサービスおよび自社メディアサイトの運営などによるインターネット広告事業を手掛けるディーエムソリューションズ<6549>が東証ジャスダック市場に新規上場する。

 このほかに、5月の百貨店売上高に注目。海外では、英国の離脱交渉を巡るEU総務理事会、米1~3月期の経常収支が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均