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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月12日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価の8日の下げは、6月2日以降が一時的な調整ではない可能性を示しています。本日、8日の安値1万9896円を割れると、はっきりとした弱気サインになるので、その後は、下値を試す動きを継続する可能性が大きくなります。

 まだ上昇する可能性があるとするなら、明日には戻り高値2万0239円を越えている必要があります。

 本日は、まだ上下両方の可能性を考えておきますが、強気なら、寄り付き後、すぐに9日の高値2万0096円を越える動きになるはずなので、2万0096円を前に上値を抑えられるなら、値幅の伴った調整場面へ入っている可能性が大きくなります。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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