【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … HIS、DyDo、ウチダエスコ (5月26日発表分)
HIS <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月25日から26日の決算発表を経て29日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 HIS <9603>
17年10月期第2四半期累計(16年11月-17年4月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の105億円に急拡大したが、通期計画の230億円に対する進捗率は45.8%にとどまり、5年平均の50.3%も下回った。
★No.2 ウチダエスコ <4699>
17年7月期第3四半期累計(16年8月-17年4月)の連結経常利益は前年同期比80.8%増の7億円に拡大し、通期計画の6億円に対する進捗率が117.8%とすでに上回り、さらに5年平均の78.6%も超えた。
★No.3 DyDo <2590>
18年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常損益は5000万円の赤字(前年同期は5億2100万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9603> HIS 東1 +13.35 5/26 上期 134.48
<4699> ウチダエスコ JQ +4.74 5/26 3Q 80.82
<2590> DyDo 東1 +3.33 5/26 1Q 赤縮
<4707> キタック JQ +0.63 5/26 上期 22.58
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース