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【材料】平田機工は急落、自己株処分などによる需給悪化懸念、6月15日に東証1部または2部に市場変更

平田機工 <日足> 「株探」多機能チャートより
 平田機工<6258>が急落。株価は一時、前週末に比べ6%安に売られた。ジャスダックに株式上場している同社は26日の取引終了後、東京証券取引所から6月15日に東証1部または同2部へ市場変更する承認を受けたと発表した。ただ、同時に公募による自己株処分と売り出しを実施することも明らかにした。足もとで株価は上昇基調を強めていただけに、この日は自己株処分などによる需給悪化が嫌気され、利食い売りが膨らんでいる様子だ。

 100万株の公募による自己株処分と58万5600株の売り出し、それに上限23万7800株のオーバーアロットメントによる売り出しと第三者割当による自己株処分を行う。調達金額は約122億3400万円で工場建屋建設などの設備投資に充てる。自己株処分と売り出しの処分・売出価格は6月5日から7日のいずれかの日に決定する。東証の所属部も、処分・売出価格の決定以降に決まる予定。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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