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【市況】NY株式:ダウは56ドル高、良好な経済指標を好感(訂正)

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

下記のとおり修正します。
(誤)ダウは372ドル安、トランプ政権への先行き不透明感強まる
(正)ダウは56ドル高、良好な経済指標を好感

18日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は56.09ドル高の20663.02、ナスダックは43.89ポイント高の6055.13で取引を終了した。朝方はトランプ政権を巡る先行き不透明感からもみ合う展開となったが、週間新規失業保険申請件数や4月景気先行指数が堅調な内容となり上昇。ハイテク株が選好されたほか、昨日の株価急落を受けた買い戻しも入り、上げ幅を拡大した。セクター別では、半導体・半導体製造装置や食品・生活必需品小売が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や耐久消費財・アパレルが下落した。

自動車販売のカーマックス(KMX)は一部アナリストによる目標株価引き上げを受け、上昇。小売最大手のウォルマート(WMT)は決算内容が予想を上振れ、堅調推移。携帯端末のアップル(AAPL)やネット小売りのアマゾン(AMZN)、SNSのフェイスブック(FB)などは、買い戻しが広がった。一方で、ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は、5-7月期の減収見通しが投資家の失望を誘い下落した。

自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、南アフリカでの自動車生産を中止する。同社は欧州子会社の売却など、不採算事業を整理して収益性の高い市場に注力する姿勢を示しており、今後の業績改善が予想される。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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