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【市況】NY株式:ダウは32ドル安、トランプ政権への先行き懸念が再燃

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

10日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は32.67ドル安の20943.11、ナスダックは8.56ポイント高の6129.14で取引を終了した。トランプ大統領がFBI長官を解任したことで、政権運営への不透明感が強まり売りが先行。原油相場の上昇に伴い株式相場も緩やかに上昇したものの、上値の重い展開となった。4月輸入物価指数が予想を上振れたが、相場への影響は限定的だった。セクター別では、半導体・半導体製造装置やエネルギーが上昇する一方でメディアや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

半導体のエヌビディア(NVDA)は、好決算を発表し急伸。アパレルのアバクロンビー&フィッチ(ANF)は、決算内容が好感され大幅上昇。一方で、アクセサリーのフォッシル(FOSL)や口コミサイトのイェルプ(YELP)は、決算内容が嫌気され大幅下落。エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は売上高が予想を下振れ、軟調推移となった。

スーパーマーケットのホールフーズ(WFM)はマーケット終了後に1-3月期決算を発表、調整後一株利益は予想に一致し、売上高は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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