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【特集】スカラ Research Memo(5):ソフトブレーンの連結化により、2017年6月期第2四半期累計は大幅増収増益に

スカラ <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

1. 2017年6月期第2四半期累計の業績概要
スカラ<4845>の2017年6月期第2四半期累計の連結業績(IFRS基準)は、売上収益が前年同期比316.8%増の5,286百万円、営業利益が同1021.3%増の3,391百万円、税引前利益が同939.2%増の3,388百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同1195.0%増の2,921百万円と大幅増収増益となった。当期よりソフトブレーンが連結対象となったことに加えて、ソフトブレーン株式の段階取得に係る差益※2,633百万円を営業利益として計上したことが要因となっている。また、期初計画比で売上高、利益ともに上回ったが、これはソフトブレーンの業績が想定を上回ったことによる。

※連結対象子会社となった時点での当該子会社の時価と株式取得原価の差額


なお、一過性の収益を控除したNon-GAPP基準の業績で見ると、営業利益は前年同期比143.1%増の735百万円、税引前利益は同124.6%増の732百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同20.7%増の272百万円となった。税引前利益と四半期利益の増益率に開きがあるが、これはソフトブレーンの非支配持分利益226百万円を控除しているためだ(IFRS基準でも同様)。ソフトブレーンの影響額は売上収益で3,969百万円、営業利益で618百万円の増収増益要因となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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