【材料】テイツーが急伸、「駿河屋」を運営するエーツーと資本・業務提携に向け協議を開始
テイツー <日足> 「株探」多機能チャートより
テイツーでは、主力商品の古本や家庭用ゲームやCD・DVDなどのパッケージ販売のダウントレンドが継続し、売上高が縮小化傾向にあることから、持続的な成長を目指すためには、独力の経営資源だけに頼るのではなく、優れたノウハウを持ち、一定の地域に偏った店舗展開を補完することができるような企業とのパートナーシップを組む必要があるとして、パートナー企業の検討を進めていた。今回、エーツーとの資本・業務提携協議の開始は、テイツーの持つ新品とリユース品とを同時に扱うノウハウや集客力のある直営店舗の運営力と、エーツーが持つインターネット通販で培った会員ネットワーク力やPOS情報の競争力を結集することで、目前の大きな事業機会を捉えることが可能となると判断したという。
なお、テイツーでは同時に17年2月期連結決算を発表し、売上高283億4500万円(前の期比3.0%減)、営業損益4億6700万円の赤字(前の期300万円の黒字)、最終損益11億400万円の赤字(同1億4900万円の赤字)となったが、これに対する反応は限定的。また、18年2月期業績予想については、子会社の清算決了に伴い単独決算となるが、現在精査中としている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)