【注目】★本日の【イチオシ決算】 サイステップ、大有機、エスクロＡＪ (4月7日)

１）本日（4月7日）引け後に発表された決算・業績修正

　● イチオシ決算

【サイステップ <3810> [東証Ｍ]】　★今期経常を7.5倍上方修正
　◆17年5月期の連結経常利益を従来予想の4400万円→3億3000万円に7.5倍上方修正した。テレビCMやクレーンゲームの大規模投入が奏功し、クレーンゲームアプリ「トレバ」の課金収入が大きく伸びることが寄与。「トレバ」は遠隔操作で実際のクレーンゲームが楽しめるサービス。

　● サプライズな決算発表・業績修正

　大有機 <4187> 　　★今期経常を一転8％増益・最高益に上方修正、配当も5円増額
　◆17年11月期の連結経常利益を従来予想の23.3億円→27.9億円に19.7％上方修正。従来の10.1％減益予想から一転して7.6％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。半導体や液晶ディスプレー向けなどの電子材料の販売が想定より伸びることが寄与。業績上振れに伴い、今期の上期配当を従来計画の9円→14円(前年同期は12円)に大幅増額し、年間配当は25円になる。
　　予想PERが11.9倍→9.7倍に低下する一方、配当利回りは2.91％に上昇し、割安感が強まった。

　レイ <4317> [ＪＱ]　　★前期経常を86％上方修正
　◆17年2月期の連結経常利益を従来予想の1.9億円→3.5億円に85.8％上方修正。減益率が59.0％減→23.8％減に縮小する見通しとなった。テレビCM制作部門や映像機器レンタル部門の採算改善に加え、販管費など経費抑制を進めたことが利益を押し上げた。

　エスクロＡＪ <6093> 　　★今期経常は33％増で3期連続最高益更新へ
　◆17年2月期の連結経常利益は前の期比72.2％増の6.9億円に伸びて着地。続く18年2月期も前期比33.4％増の9.2億円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
　　今期は司法書士向けシステムの利便性向上で利用件数が伸び、主力のエスクローサービス事業の収益が拡大する見込み。金融機関向け融資業務の受託を手掛けるBPO事業では徹底的なローコストオペレーション体制の強化を図る。

　ノダ <7879> [東証２]　　★12-2月期(1Q)経常は69％増益で着地
　◆17年11月期第1四半期(16年12月-17年2月)の連結経常利益は前年同期比69.4％増の12.5億円に拡大して着地。国産合板、輸入合板の販売増加や新工場の採算改善などで合板事業の収益が拡大したことが寄与。住宅建材事業で採算管理を徹底したことも大幅増益に貢献した。上期計画の18億円に対する進捗率は69.4％に達しており、業績上振れが期待される。

２）4月10日の決算発表銘柄（予定）　★は注目決算
　■引け後発表
　　◆本決算：
　　　<2338> ファステプ [東２]
　　　<2668> タビオ [東２]
　　　<3086> Ｊフロント　　　　　　★
　　　<3396> フェリシモ
　　　<4714> リソー教育
　　　<6323> ローツェ
　　　<8008> ４℃ホールデ
　　　<8143> ラピーヌ [東２]
　　　<8274> 東武ストア
　　　<8278> フジ
　　　<8968> 福岡リート [東Ｒ]
　　　<9945> プレナス
　　◆第1四半期決算：
　　　<4992> 北興化
　　◆第2四半期決算：
　　　<2157> コシダカＨＤ
　　　<6255> エヌピーシー [東Ｍ]
　　　<7513> コジマ
　　◆第3四半期決算：
　　　<1401> エムビーエス [東Ｍ]
　　　<2303> ドーン [ＪＱ]
　　　<2462> ライク
　　　<3236> プロパスト [ＪＱ]
　　　<3297> 東武住販 [ＪＱ]
　　　<4735> 京進 [東２]
　　　<7713> シグマ光機 [ＪＱ]
　　合計23社

　※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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